物議を醸すプレーとなったメッシ [写真]=Getty Images

 FIFAワールドカップ2026初戦で目覚ましい活躍を見せたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ/アメリカ)だが、前半のうちに退場になるべきだったと主張する声が上がっている。大手メディア『ESPN』が伝えている。

 メッシは16日に行われたFIFAワールドカップ2026・グループJ第1節のアルジェリア代表戦で17分に先制点となるミドルシュートを決めたほか、60分にはこぼれ球を押し込んで2得点目をマーク。さらに、76分には左足を振り抜いてハットトリックを達成し、チームの全得点を叩き出して、3-0での白星スタートに大きく貢献を果たした。

 80分までプレーして見事なパフォーマンスを披露したメッシだが、この試合の31分の場面ではプレスをかけた際にアイサ・マンディを倒してしまい、リプレイ映像が流れた際にはメッシの左足裏が、A・マンディの右足ふくらはぎ裏を踏みつける形になっていた。それでも、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入はなく、主審は単純にメッシのファウルをとって、カードは提示せずにアルジェリア代表ボールで試合は再開されていた。

 この判定に対しては疑問の声が上がっており、『ESPN』のコメンテーターを務めたネダム・オヌオハ氏は「私の意見ではレッドカードになるべきだった。事象が見逃された瞬間だったと思う。選手が倒れていた時、どれだけのことかはわかっていたから、メッシも心配していた。理由はわからないけど、審判が見逃したんだと思う」と振り返りながら、次のように続けた。

「解説陣は何もなかったように過ごした。ビデオが流れた瞬間に私たちは結構ひどいなと思ったけど、『メッシがプレッシングしているのを見られていいね』という感じだった」

 また、アレハンドロ・モレノ氏も「100パーセント、レッドカードだ」と主張。「彼の活躍には違う称賛が送られるべきだけど、ライブで見ていた瞬間から悪いチャレンジだと思っていた。そして、リプレイを見たら、誰かが悪いチャレンジだと判断しなければならない。リオネル・メッシのことは大好きだけど、相手選手のふくらはぎを踏むというひどいチャレンジだった。間違いなくレッドカードになるべきだった」と指摘している。

 その後、後半に2点を追加したメッシはW杯での通算得点を「16」とし、元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼ氏と並んで、W杯最多得点者となる大活躍を見せたが、前半のプレーに関する判定は物議を醸すものになってしまっているようだ。

【ハイライト動画】初の6大会出場のメッシがハットトリックを達成!