W杯デビューを飾ったファン・ヘッケ[写真]=Getty Images

 トッテナム・ホットスパーが、ブライトンのオランダ代表DFヤン・ポール・ファン・ヘッケを獲得することが濃厚となった。

 ロベルト・デ・ゼルビ監督の下で今季のプレミアリーグを17位でフィニッシュし、ギリギリでの残留を決めたトッテナム。捲土重来を期す来季に向けてはアンドリュー・ロバートソン、マルコス・セネシと経験豊富なDF2選手をいずれもフリートランスファーで獲得。まずはディフェンスラインの刷新を進めている。

 そんななか、イタリア人指揮官がブライトン時代に指導していた愛弟子をトップターゲットに定めており、すでに個人間では1年の延長オプション付きの2031年までの5年契約で原則合意。ただ、クラブ間では2度のオファーをブライトンサイドに拒絶されていた。

 それでも、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、両クラブが5200万ポンド(約112億円)の金額で合意に至り、ノースロンドン行きが決定的と報じている。

 現在26歳のファン・ヘッケは配球力にも優れたセンターバックで、母国のNACブレダでプロデビュー。2020年夏にブライトンへ加入すると、ヘーレンフェーン、ブラックバーンへのレンタルを経て主力に定着し、ここまで公式戦通算131試合に出場。2024年9月にはオランダ代表デビューを飾り、FIFAワールドカップカタール2026にも出場中だ。

 なお、両クラブではクロアチア代表DFルカ・ヴシュコヴィッチを巡る交渉を行っているが、今回のファン・ヘッケの取り引きとは関連がなく、選手サイドがトッテナムで十分なプレータイムを確保するか、完全移籍で他クラブに移籍するかを希望するなかで引き続き交渉が継続される見込みだ。