マイナビは6月16日、「2026年5月度アルバイト・パート平均時給レポート」を発表した。調査は2026年5月1日~5月31日、アルバイト・パート求人情報サイト「マイナビバイト」に掲載された求人広告データを基に集計した。
2026年5月の平均時給は1,301円
2026年5月の全国平均時給は1,301円(前月比横ばい、前年同月比5円減)で、4月から2カ月連続の1,300円台を推移しているものの、前年同月をやや下回る結果となった。
一方で、職種(大分類)別では、「クリエイティブ・編集」が1,419円(前月比:34円増、前年同月比:173円増)で、過去最高額となった。
また、「販売・接客・サービス(1,241円)」も前月同様に過去最高額を更新した。インバウンドを含む観光消費に加え、大型連休による外出需要の直後のタイミングであり、夏のさらなる盛り上がりを見据えた人材確保の動きが時給を押し上げる要因になっていることが考えられる。
そのほか、前月比では全16職種のうち9職種が増加、5職種が減少、2職種が横ばいとなった。前年同月比では、11職種が増加し、5職種が減少した。
関東が最高水準、九州・沖縄が最も低い結果に
エリア別平均時給では、東京を含む「関東」(1,365円)が最も高かった一方、「九州・沖縄」(1,201円)が最も低い水準となった。
前年同月では、「中国・四国」(1,199円)が最も低かったが、今月は7エリア中4位(1,227円)に位置しており、前年と比較すると大きく増加していることがうかがえる。
三大都市圏の平均時給は1,334円、2カ月連続で横ばい
三大都市圏(東京・名古屋・大阪が位置する首都圏・東海・関西の総称)の平均時給は1,334円で、前月比横ばい、前年同月比4円減となった。2026年は2025年と比較して、全体として増加の動きの落ち着きがみられる。
職種(大分類)別では、「レジャー・アミューズメント」が1,340円(前月比:17円増、前年同月比:110円増)となり、過去最高額を更新した。今後の夏休みやお盆などの繁忙期を見据えた人手確保の動きが、時給上昇の背景にある可能性がうかがえる。
そのほか、前月比は全16職種のうち10職種が増加、6職種が減少、2職種が横ばい。前年同月比は11職種が増加、5職種が減少となった。
7月で開園から丸1年となる大型テーマパークがある沖縄県に着目
前年の夏にオープンし、まもなく1年を迎える大型テーマパークがある沖縄県は、平均時給が1,159円で、前月比2円減、前年同月比19円増となった。職種(大分類)別では、「飲食・フード」(1,103円)、「アパレル・ファッション関連」(1,151円)で過去最高額となっている。
そのほか、ホテル業を含む「販売・接客・サービス」(1,145円)なども、最高額に近い水準で推移しており、背景には、2025年末の最低賃金改定に加え、観光需要の高まりや、それに伴う人手確保の動きなどが影響している可能性がある。






