
『Octane』UK寄稿者による愛車レポート。日本でもGTIの50周年が盛り上がっているが、UKでも同様のようだ。1991年 VWゴルフMk2 GTIを愛するデイヴィッドがUKで行われたGTI50周年記念イベントに参加した。
【画像】英国ビスタ―・ヘリテージで開催されたGTIの50周年記念イベント(写真3点)
ゴルフGTIで出かける機会がやってきた!昨年、フォルクスワーゲンUK支社とGTIの50周年記念の計画について話す機会があり、ビスター・ヘリテージで各世代のモデルの写真撮影企画はどうかと思いついた。ビスター・スクランブル(ビスタ―・ヘリテージで開催されるイベント名)の開催期間付近にやってみてはどうか、と。
ちょうどその頃、ハガティ社でも似たようなアイデアがあったおかげで、スクランブル開催期間中のハガティ本社前にはフォルクスワーゲンUK支社のGTIが勢ぞろいし、素晴らしいラインアップが披露された。さらに屋内では、ゴルフGTIやホットハッチの市場価値に関するプレゼンテーションも行われた。Mk1から新型の50周年記念モデルに至るまで、全世代のゴルフがずらりと並んだ。さらにUp! GTI、Polo GTI、そしてドイツから直送され、まだカモフラージュが施されたままのID Polo GTI英国初公開モデルも展示された。
とても親切なことに(そしておそらく少々無謀にも)、ハガティ社のジョージ・モートンが、私のMk2を展示車に加えるため招待してくれた。素晴らしいアイデアに思えたのだが、現地に到着した瞬間、あることに気づいた。明るい日差しのせいで、塗装面のすべての傷が浮き彫りなっていたのだ。フォルクスワーゲンUK社の展示車の方は、当然ながら完璧な美しさだ…
それでも、自分の車について好意的なコメントをとても多くもらえたことは、本当に嬉しかった。4月のスクランブルは毎年、イギリスの「ドライブ・イット・デイ」と重なる。そのため、ビスターまでの早朝90分の道中では、興味深い車をに遭遇することができる。様々な世代の人たちがサムズアップしたり、手を振ってくれたりもした。そうした予想外の称賛は「スクランブル」会場でも続いた。多くの人が、私の車の写真を撮ってくれていた(どうか良い意味であってほしいところだが)。
今回の往復ドライブは、このゴルフを購入した自分の判断が正しかったことを裏付けてくれた。これまで私は、もっとエキゾチックなクラシックカーを何台も所有してきたが、このゴルフは私が望むことをすべてこなしてくれる。気が向いた時にすぐに乗り込み、そのまま走り出せる、まさに完璧な車なのだ。快適で、楽しく、ストレスもなく、さらに維持費も比較的安く済むし、扱いやすい。燃費計によると、なんと40mpg(約17km/L)以上だ。現代の基準で言えば速いとは言えないものの、とてもコンパクトで軽いので、まったく気にならない。
しかし、私が「ビスター・モーション」に出入りする時の音を聞いたならば、相変わらずエグゾーストからあのイライラするガタつき音がしていることに気づいたかもしれない。新しいラバーマウントに交換し、直ったと思っていた。それなのに再発してしまったので、地元の整備工場に持ち込み、リフトアップして点検してもらった。いくつか手を尽くしてくれたが、やはりそこでも直らなかった。エグゾーストを押さえたり押したりするとガタつきは止まるのだが、すぐにまた戻ってしまう。これは私が購入する少し前に、前のオーナーが取り付けた450ポンドもするジェティックス製のステンレスマフラーだ。だから、交換の必要に迫られるまではなるべく交換したくないのだ。
エグゾーストに向かって悪態をついたこと以外で最近したことといえば、運転席のシートレールにあるナイロン製スライダーを交換したことぐらいだろうか。ヘリテージ・パーツ社で購入した交換パーツは、10ポンドもしない値段で、取り付けにかかった時間も15分ほどだった。そのおかげでシートは元通りに調整できるようになり、レールを動かすために私が上下に跳ねる必要もなくなった。少なくとも、私の尊厳を守るためという意味では、実に価値のある出費だった。
文:David Lillywhite