バリューファーストは5月15日、「子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の安全性に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2025年12月17日~31日、クラウドワークスに登録している10代以上の女性400人を対象にインターネット調査形式で行われた。
「受ける予定はない」人が6割
「子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の接種を受けたことはありますか?」と尋ねたところ、「受ける予定はない」(60.00%)と回答した人が最多に。
また、「受けたことがある」(21.50%)と回答した人は3割に満たないことから、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)が身近な選択肢になっていないことが示唆される。
現在は、接種機会を逃した女性(主に平成9~20年度生まれ)が公費で接種できる「キャッチアップ接種」が行われているが、アンケート結果における接種率の低さから、同社はこうした救済措置の認知が不足している、あるいは接種を拒否している可能性が高いと考えられるとしている。
イメージは「副反応や後遺症への不安」が最多
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)についての印象を尋ねると、「重篤な副反応や後遺症が不安」(178件)という回答が最も多い結果に。
「がんを予防できる画期的な手段」(86件)の回答を差し置いて、ネガティブな印象を持つ回答が多いことから、過去の報道などによって安全性への不安を感じる人が一定数いることがうかがえる。
国や医療機関に期待することは「知見の更新」や「リスクの開示」
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)に関する問題について、今後、国や医療機関に最も期待することを尋ねたところ、「安全性を高め、研究・検証を続けること」(134件)が最多となった。次いで「リスクや副反応の情報を公表すること」(108件)という結果に。
継続的に最新の知見を更新し続けることや、メリットばかりを強調せずにリスクも隠さず開示することを求める声が多く見られた。


