元プロ野球選手で野球解説者の前田智徳氏が8日、YouTubeチャンネル『ダグアウト!!!』で公開された動画「前田智徳さんが現役当時目標にしていた選手とは? まだまだ止まらない熊工トークも炸裂!」に出演。高校時代から憧れていたというバッターについて語った。

  • 『ダグアウト!!!』場面カット =BS10提供

    『ダグアウト!!!』場面カット =BS10提供

前田智徳氏が憧れていた選手は?

「目標にしていたプロ野球選手」というトークテーマにて、高校時代の寮生活を回想しながら「巨人しか見てないので、やっぱり吉村さんです、左バッターの」と、吉村禎章氏の名前を挙げた前田氏。

「吉村さんが打席に入るとずっと釘づけでしたね」と当時を振り返り、憧れた理由について「ホームラン30本ぐらい打たれて打率も高いし総合力もあって、時折見せるセーフティバンドがめちゃくちゃうまかったんですよ。『この総合力はすごい!』と思って、そこがもう目標っていうか、憧れというか。プロに行くとかじゃなくて『こういうバッターになりたい』って(思った)」と、長打力と確実性に加え、小技も完璧にこなすオールマイティな技術に魅了されていたと話した。

プロ入り後、対戦相手となったものの個人的な交流の機会はなかったようで、「ただベンチから(見るだけ)」「もうとにかく距離を置いて見るのが大好きなんですよ」と、あくまで一ファンとして遠くから眺めるのが幸せだったと説明。

その上で、「ただ吉村さんが引退される時に唯一、最後バットにサインをお願いしますというふうに、正田(耕三)さんにお願いしたんですよ」「すぐもらってきていただいて、今、僕のベッドの横に置いてあります」と明かしていた。

PL学園高校から1981年ドラフト3位で巨人に入団した吉村氏は、1987年に打率.322、30本塁打を記録するなど若くして才能を発揮。しかし1988年、守備中の激突事故により左膝の靭帯断裂という選手生命を揺るがす大ケガを負った。その後、過酷なリハビリを経て奇跡の復活を遂げ、貴重な左の代打としても長く活躍した。

【編集部MEMO】
『ダグアウト!!!』(BS10 毎週月曜21:00〜)は、プロ野球選手・OBたちが「ダグアウト」(試合中に監督や選手が待機するベンチ)で話すような球界のアレコレを語る野球トークバラエティ番組。自分が一緒にプレーしたい選手を選ぶ「俺のベスト9」、子どもたちからの野球に関するさまざまな質問にゲストが直球で答えていくコーナー「教えて! 野Q塾」など、野球好きにはたまらない企画が見どころ。