春になると、「しっかり寝ていても日中に眠くなる」「なんとなく体がだるい」と思う人も多いのではないでしょうか。新年度や新生活が始まり、生活環境が変化しやすいこの時期は、前向きな気持ちがあっても、体が思うようについてこないと感じることもあります。

こうした春特有の不調の背景には、“自律神経”の働きが関係していることもあるようです。今回は、「春の眠気の要因」について、徳洲会札幌もいわ徳洲会病院 病院長で、虎の門病院 睡眠呼吸器科非常勤医師の後平 泰信先生の解説をもとに詳しく見ていきましょう。

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医師が解説「眠気以外の自律神経症状」

自律神経の乱れは、眠気以外にもさまざまな不調として現れます。

身体面では、だるさや疲れやすさ、頭痛、めまい、動悸、胃腸の不調(食欲低下や便秘・下痢)などが挙げられます。また、気温変化にうまく対応できず、冷えやほてりを感じることもあります。

精神面では、イライラしやすくなる、不安感が強まる、集中力が低下する、気分の落ち込みなどが起こりやすくなります。

これらの症状は、自律神経のバランスが崩れ、体をうまく調整できなくなることで生じるものです。こうしたサインに気づいた場合は、生活リズムを見直し、無理をせず過ごすことが大切です。

ただし、気分の落ち込みや不安が続く場合は、心の不調が関係している可能性もあります。我慢せず、早めに医療機関などに相談することを検討しましょう。

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