ECCは、110カ国以上で体験型学習プログラムを展開する民間教育機関EF(Education First)のグループ企業、Efekta Education Ltd.(以下、Efekta)と業務提携を締結したことを発表した。
2026年3月31日には都内で発表会を開催し、提携の背景や、7月1日より提供を開始する新オンライン英語学習サービス「ECC Online Hyper Lessons」の概要を明らかにした。
発表会の冒頭ではECC代表取締役社長の花房雅博氏が登壇し、これまで同社が提供してきたオンラインレッスンについて、「受講の継続率は芳しくなかった」と率直に振り返った。
そうした中でEfektaから提案を受け、試行錯誤と研究を重ねた結果、今回の新サービスの開発に至ったという。「本当に先進的な英語教育を形にできたのではないかと自負しています」と語り、新サービスへの自信をのぞかせた。
続いて登壇したEfektaのCPOのリー・シャーネマン氏は、「これまで60年にわたり、言語教育と文化教育を通じて世界をつなぎ、数百万人のコミュニケーションを支援してきました」と同社の取り組みを紹介。
そのうえで今回の提携について、「ECCとパートナーシップを結ぶことで、両組織の強みを集約し、『ECC Online Hyper Lessons』という英語学習の新たな価値を提供していきます」と強調した。
ECC常務取締役の塚田訓子氏は、すでに実施されている有償トライアルの反響を紹介した。現在、70社に所属する約1,000人がトライアルに参加しており、受講者からは、
「オンラインレッスンで楽しいと感じたのは初めて」
「講師のフィードバックが分かりやすい」
「実際のビジネスシーンに近い臨場感がある」
といった声が寄せられているという。
「お子さんに限らず、大人にとっても楽しく学習することが、継続につながるのではないかと感じています」と語り、サービスのクオリティに手応えを示した。
会場では、実際に「ECC Online Hyper Lessons」のレッスンデモも披露された。異業種交流会を想定したシチュエーションの中で、初対面の相手への挨拶や自己紹介、仕事に関する簡単なコミュニケーションを英語で行う。
受講者は複数の選択肢から回答を選びながら進行し、その後、講師が演じる参加者と英語で会話を交わす。
実際のコミュニケーションを通じて、良かった点や課題点について、講師から丁寧なフィードバックが行われた。
続いて登壇した教務責任者の濵田さやか氏は、同サービス最大の特長として、「実際の場面に近い疑似体験」を挙げた。「会話に合わせたシチュエーションを再現することで、高い集中力を保ったまま学習できます。これにより理解と定着が進み、実際の場面でも、とっさに英語が使えるようになります」と説明した。
「ECC Online Hyper Lessons」では、以下の3つの学習アプローチを組み合わせている。
・Self-study:学びの土台を作る自主学習
・プライベートレッスン:講師とのマンツーマンで実践力を養成
・グループレッスン:多様なコミュニケーションで英語に触れる機会を拡大
「それぞれ異なる目的と学習効果を持つ3つのアプローチを組み合わせることで、確かな成果につなげていきます」と濵田氏は語った。
最後に濵田氏は、講師の指導力についても言及した。「ECC最大の強みは、長年の指導実績によって蓄積された指導ノウハウです。採用から育成まで、そのノウハウを活かしながら、品質の維持・向上に努めています」。
採用後はECC独自の教授メソッドに基づく研修を行い、日本人学習者がつまずきやすいポイントへの理解を深めるという。さらに、教務トレーナーによる定期的なレッスンチェックとフォローアップを通じて、講師のスキル向上を図っていると説明した。