くま川鉄道は、2026年9月20日に人吉温泉~湯前間の全線で運転再開すると発表。あわせて川村駅を「相良十島(さがらとしま)」駅、東多良木駅を「多良木青蓮寺(たらぎしょうれんじ)」駅にそれぞれ改称することも発表した。
同社は2020年7月の豪雨災害で甚大な被害を受けた。現在、肥後西村~湯前間を鉄道、人吉温泉~肥後西村間を代替バスで運行している。「被災直後、濁流に飲み込まれた線路や、球磨川第四橋梁の姿を前に、一時は途方に暮れる事もございました」と同社。全線運転再開が決まったことを受け、「復旧を信じて待ってくださった地域の皆様、全国から心温まる義援金、寄付金やメッセージを寄せてくださった皆様、そして復旧工事にご尽力頂きました関係者の皆さまの支えがあったからに他なりません」「全線運行再開はゴールではなく、新しいくま川鉄道の歴史の始まりです」とコメントしている。
全線運転再開に合わせ、2駅の駅名を改称する。川村駅は被災後の再建にあたり、浸水対策として場所を移転し、昨日復旧を行った場所だという。移転先が十島菅原神社の近隣となることから、地域の象徴として相良十島駅に変更する。東多良木駅については、以前から駅名に関する要望があり、新たな門出を契機として多良木青蓮寺駅に変更する。
