テレビ朝日は、ロンドンに拠点を置くIPのグローバル成長戦略とマネタイズスタジオ「8 Lions Entertainment」と、日本の国民的アニメ『忍者ハットリくん』の配信に関するグローバルライセンス契約を締結。本契約により、日本を除く全世界を対象に、新たな配信戦略を通じてグローバルマーケットにおけるファン拡大を目指す。
本取り組みは、日本発IPを海外市場で再成長させることを目的としたもので、日本以外の地域に向けた多言語展開を強化していく。テレビ朝日は8 Lionsとともに、『忍者ハットリくん』のローカライズ版YouTubeチャンネルを開設し、第一弾としてスペイン語、アラビア語、タイ語、ベトナム語の4言語での配信を開始する。
月間アクティブユーザー数:約27億人を誇るYouTubeを「視聴者発見およびファンコミュニティ形成」の中核プラットフォームと位置づけ、従来の短尺クリップやプロモーション中心の運用にとどまらず、フルエピソードおよびフルシーズンを常時配信する新たなモデルで展開する。
『忍者ハットリくん』は、藤子不二雄Ⓐによる1964年の漫画連載開始以来、1960年代の実写ドラマ、1981〜1987年のシンエイ動画制作によるTVアニメシリーズなど、複数のアニメ、実写映画、各種ゲーム、さらには海外スタジオとの共同制作による新作アニメなど、半世紀以上にわたり多様なメディア展開を続けてきた。
現在でも日本のみならず、インド、アジア・中南米・中東で特に根強い人気を誇っています。これらの地域ではデジタル配信がIP拡大の鍵となっており、今回のYouTube展開はグローバルファンベース拡大の一歩となる。
◎8 Lions CEO:ジエラ・エスマットのコメント
これまで日本アニメの多くは、有料プラットフォームの中で閉じた存在になっていました。しかし今、AVODを中心とした無料配信を通じて、より多くの視聴者と直接つながるチャンスが広がっています。YouTubeをコミュニティの中心に据え、多言語・多フォーマットで“フルシーズンを楽しめるエコシステム”を構築していきます。今回の契約は、世界へ向けた日本アニメカタログの新しい流通モデルを創出する、8 Lionsの広範な取り組みの一環です。『忍者ハットリくん』の新たな成長フェーズに携われることを誇りに思います。忍者ハットリくん関係者の皆様の革新性と協力に心から感謝しています。
◎テレビ朝日 国際ビジネス開発部 アニメチーフ:隅田麻衣子のコメント
『忍者ハットリくん』は日本で世代を超えて愛され続けてきた作品です。8 Lionsによる革新的かつデジタル・多言語的なアプローチを通じて、この長寿シリーズが世界の新しい視聴者に届くことを大変嬉しく思います。本取り組みにより、より幅広いグローバルファン層の形成につながると期待しています。
(C)FUJIKO Ⓐ/SHIN-EI, SHOGAKUKAN, TV Asahi




