職場に、他人の成果を横取りする人がいて悩んでいるという人もいるのではないでしょうか。本記事では、他人の手柄を横取りする人の心理や末路を解説したうえで、手柄を横取りされたときの対処法を紹介します。
他人の手柄を横取りする人の心理
まずは、他人の手柄を横取りする人の心理について紹介します。
承認欲求が強い
手柄を横取りする人は、「周囲から認められたい」という強い願望を持っています。承認欲求自体は誰もが持つものですが、それが人一倍強く「認められること」のみを重視しているため、他人の手柄を利用してまで評価を得ようとするのです。
自己中心的
手柄を横取りする人は物事を常に自分の都合で判断し、「自分さえよければいい」と考えています。周囲の気持ちや影響を考えることができないため、自分の利益を優先し、他人の努力を尊重しない行動を平気でしてしまうのです。
自分に自信がない
手柄を横取りする人は自分の能力に自信がありません。認められたい気持ちが強いものの自分には成果を出す力がないと感じているため、他人に頼ろうとします。
短絡的
手柄を横取りする人は短絡的なために、目の前の評価や昇進などわかりやすいことを優先してしまいます。その先の展開や影響まで考えが及ばず、あとでどんな評価や結果を招くのかを想像できません。手柄の横取りも、とりあえず今得をしたいという短絡的な考えから生まれるものです。
自分の手柄だと思い込んでいる
手柄を横取りしている自覚がある人がいる一方で、そもそもその自覚がない人もいます。自分を過大評価し、本当に自分が成し遂げたことだと思い込んでしまっているのです。横取りしているという感覚がないため、より厄介といえるでしょう。
他人の手柄を横取りする人の末路
「因果応報」という言葉があるように、悪い行いをすると自分に悪いことが返ってくるものです。ここでは、他人の手柄を横取りする人の典型的な「末路」を紹介します。
いつまでも成長できない
楽して評価されることに慣れてしまうと、自分で頑張ろうとしなくなります。その結果、スキルが全く身につかずいつまで経っても成長できません。手柄を横取りし続けるしかない、という悪循環を生むことにもなるでしょう。
周囲からの信用を失う
仕事で手柄を上げれば、同僚や上司から高評価を得られます。しかし、それが他人の手柄を横取りしたものだった場合、最初は見過ごされても、同じ行為を繰り返せば必ず周囲から疑われるようになるでしょう。横取りが明らかになれば、「信用できない人」という評判が広がり、名誉挽回も難しくなります。
居場所を失って孤立する
手柄を横取りされた人たちは不満や怒りを覚え、それが無言の壁となってあらわれます。会話や情報共有が減り、プロジェクトから外されたり、意見を聞いてもらえなくなったりすることもあるでしょう。周囲の協力が得られず居心地が悪くなり、最終的には孤立してしまうのです。
昇進のチャンスを失う
他人の手柄を自分のものにする人を、管理職や重要なポジションに置きたいと思う上司や人事はいません。手柄を横取りしていることがバレた時点で出世コースから外れるでしょう。また、もし横取りしていることがバレず昇進できたとしても、能力がないまま昇進すれば、いつか必ずボロが出るものです。
仕返しされる
手柄を奪われた側は必ずしも我慢しているわけではなく、証拠を集めて上司や周囲に事実を伝えたり、仕返ししてきたりする場合もあります。横取りした本人が気づかぬうちに不利な状況に追い込まれることもあるでしょう。
ストレスやプレッシャーが増加する
悪いことだと思いながらもやめられずにいる場合は、「いつバレるか」「誰かに仕返しされないか」といった不安がつきまといます。ストレスやプレッシャーが増え、常に心が休まりません。精神的に追い詰められることもあるでしょう。
手柄を横取りされたときの対処法
手柄を横取りされたときはどうすればいいのでしょうか。ここからは、対処法について紹介します。
冷静になって状況を整理する
まずは、感情的にならないことが大切です。腹立たしい気持ちや相手を責めたくなる気持ちを抱くのは当然ですが、一旦冷静になり状況を客観的に整理しましょう。冷静に分析することで、事実を正しく把握できます。思い違いがないかを確認したうえで、落ち着いた態度で向き合ってください。
第三者に相談する
手柄を横取りされた場合は上司や人事など信頼できる第三者に相談しましょう。相談するときは状況整理をしたうえで落ち着いて事実を伝えることが大切です。
味方を増やしておく
横取りが繰り返される場合は、普段から味方を増やしておくことも大切です。一緒に働くメンバーとこまめにコミュニケーションをとり、自分の貢献をわかってもらいましょう。そうすると、いざというときに証言してもらえる可能性があります。
証拠を残しておく
日頃から自分が行った仕事や成果を証拠として残しておくことも大切でしょう。議事録やメール、チャットでのやりとり、進捗管理のメモなどを整理しておくと、あとで「これは自分の仕事だ」と客観的に示すことができます。会議での発言やアイデアの提出経緯も記録ししておくことで、横取りされた事実を正確に伝えやすくなるはずです。
手柄を横取りされたら冷静な対処を!
手柄を横取りする人は、信用を失ったり孤立したり、悲惨な末路が待っています。手柄を横取りされて腹立たしく思っても、「いつか天罰が下るだろう」と考えて冷静な対処を心がけましょう。



