元プロ野球選手の松坂大輔氏が5日、YouTubeチャンネル『松坂大輔 official YouTube』に出演。2006年に行われた「2006 ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)決勝戦の舞台裏を語った。
松坂大輔氏、WBC決勝当日に「やっちゃったって思いました」
松坂氏は決勝・キューバ戦で先発登板し、勝利投手としてチームを世界一へ導いた。当時の試合を振り返る中で、正捕手として松坂氏とバッテリーを組んだ里崎智也氏が「寝違えてるのに」と切り出すと、松坂氏は「当日ですね。まさかの寝違え。ここで起きるかと思いましたね」と苦笑しながら当時の状況を振り返った。
里崎氏が「起きて気づいたの?」と尋ねると、松坂氏は「起きたときに、やっちゃったって思いましたね。疲労が溜まってるときとかに寝違いするんですけど、このタイミングでかと思いましたね」と回顧。「ライオンズのトレーナー連れてきていたので、早めに連絡して、『やばいです、どうにかしてください』って」と述べ、「もう肩も上がんないし、首も上がんない」緊急事態だったことを打ち明けた。
その後の対応について、「僕、針とか打たないんですけど、その日は初めて『もう針でも何でもいいので、とにかく動くようにしてください』と。もう出発ギリギリまでやって、球場でもアップしながら首の状態確認し、肩がだんだん上がるようになってきたと思いながら。試合まで絶対間に合わせると思いながらアップしてましたね」と振り返った。それに対して、里崎氏が「でもそんな感じしなかったけどね」と振ると、松坂氏は「悟られたくなかったので」と回答。「決勝戦投げられることなんてそうないし、このポジションも誰にも渡したくないと思ってた」とマウンドに向かった当時の強い覚悟を明かしていた。
【編集部MEMO】
横浜高校のエースとして春・夏の甲子園連覇を達成し、プロ入り後は西武ライオンズやボストン・レッドソックスなどで活躍した松坂大輔氏。現役引退後は、テレビ朝日系報道番組『報道ステーション』のスポーツコーナーでキャスターを務めるなど、野球解説者として活躍している。
