
鎌倉・長谷エリアは、大仏や長谷寺をはじめとする歴史ある寺社が点在する鎌倉の代表的な観光地。特に海外からの観光客にも人気で、通り沿いには英語表記のメニューや看板が並ぶなど、国際色豊かな雰囲気も魅力のひとつです。
そんな長谷エリアは、春になると各所でソメイヨシノが咲き誇り、歴史ある建物や町並みとともに美しい景色を楽しむことができます。
2026年2月28日時点では、どのスポットもソメイヨシノはまだほぼ枝の状態でしたが、例年の見頃は3月下旬から4月上旬。これから一気に春の装いへと変わっていきます。
今回は、実際に現地を歩いて取材した中から、長谷エリアでソメイヨシノが楽しめるおすすめスポットを4か所ご紹介します。
長谷寺|花の寺に春を告げる観音堂脇の大きなソメイヨシノ
736年創建と伝わる長谷寺は、十一面観音菩薩を本尊とする鎌倉を代表するお寺。“花の寺”としても親しまれ、四季折々の草花を楽しみに多くの参拝客が訪れます。
メインの門をくぐると、まず目に入るのが池のまわりに咲く梅や蝋梅。この日はちょうど見頃を迎えており、やわらかな香りがふわりと漂っていました。まだ肌寒さの残る境内ですが、ここだけはひと足早い春の空気に包まれています。
そこから石段を上り、観音堂へ。大きなソメイヨシノは観音堂に向かって左手に立ち、ひときわ存在感を放ちます。さらに裏山には約30本のソメイヨシノが植えられており、見頃を迎える頃には境内全体がやわらかな桜色に包まれます。
観音堂の先に続く眺望散策路からは由比ヶ浜を望むことができ、桜の時期には景色と花のコントラストも楽しめます。取材に訪れた2026年2月28日は、ソメイヨシノはまだほぼ枝の状態で、よく見ると固い蕾がつき始めたかなという段階でした。
例年の見頃は3月下旬から4月上旬。長谷エリアを歩くなら、ぜひ立ち寄りたい定番の桜スポットです。
スポット名長谷寺住所鎌倉市長谷3-11-2アクセス江ノ電「長谷駅」徒歩5分JR「鎌倉駅」東口よりバス「長谷観音」下車 徒歩5分拝観時間/参拝時間【7月~3月】8:00~16:30(閉山17:00)【4月~6月】8:00~17:00(閉山17:30)拝観料/入場料大人(中学生以上)400円小学生 200円桜の見頃例年3月下旬~4月上旬(ソメイヨシノ)駐車場有料駐車場あり(普通車30台)電話番号0467-22-6300公式HPhttps://www.hasedera.jp光則寺|参道に広がる桜のトンネルと静寂に包まれた長谷の隠れ寺
鎌倉・長谷の住宅地にひっそりと佇む光則寺。13世紀後期に日蓮宗の高弟・日朗によって開かれた歴史あるお寺で、境内に一歩足を踏み入れると、観光地の賑わいとは少し違う落ち着いた空気が流れています。
参道でまず目を引くのが、両脇に並ぶソメイヨシノ。満開の時期には桜並木がやわらかく重なり合い、まるで桜のトンネルのような景観を楽しめます。奥に見える山門との調和も美しく、写真映えするスポットとしても人気です。
参道の両脇には長谷幼稚園や一般の住宅が並んでいます。訪れる際は、通行や撮影の際に配慮しながら、静かな環境を大切に楽しみたい場所です。
光則寺は四季折々の花が楽しめることでも知られています。山門には、拝観料を納める箱の上に「お花map」のQRコードが掲示されており、スマートフォンで読み込むと手書きの地図を見ることができます。境内にどんな花があるのか、いま咲いている花の名前を確かめながら歩く時間もまた、このお寺ならではの楽しみです。
取材に訪れた2026年2月28日は、ソメイヨシノはまだほぼ枝の状態。これから蕾がふくらみ、参道が淡い桜色に染まる季節が待たれます。
長谷寺や高徳院からも歩いてすぐの距離。にぎわいの合間に、少しゆっくりと春を感じたい方におすすめの一寺です。
スポット名光則寺(こうそくじ)住所鎌倉市長谷3-9-7アクセス江ノ電「長谷駅」徒歩6分JR「鎌倉駅」東口よりバス「長谷観音」下車 徒歩4分拝観時間/参拝時間8:00~17:00拝観料/入場料大人(高校生以上)100円小・中学生 無料桜の見頃例年3月下旬~4月上旬(ソメイヨシノ)駐車場専用駐車場なし(周辺に有料駐車場あり)電話番号0467-22-2077公式HP公式Instagram高徳院(鎌倉大仏)|大仏をやさしく包むソメイヨシノの春景色
鎌倉のシンボル「鎌倉大仏」で知られる高徳院。国宝・銅造阿弥陀如来坐像を本尊とする浄土宗の寺院で、国内外から多くの参拝者が訪れます。
実は、筆者は鎌倉に住んでいながら訪れたのは久しぶり。山門をくぐり、大仏さまの姿が目に入った瞬間、思わず「わあ」と声が出てしまいました。何度見ても、その大きさと存在感には圧倒されます。やっぱり大好きなスポットです。
境内には約60本の桜が植えられ、春になると大仏とともに華やかな景色が広がります。なかでも印象的なのが、大仏さまの右手前と背後に咲くソメイヨシノ。満開の頃には、花越しに大仏を見上げる構図となり、やわらかな桜色が銅色の姿を引き立てます。観月堂周辺の桜も趣があり、歴史ある建物と花の組み合わせは写真映えも抜群です。
取材に訪れた2026年2月28日は、ソメイヨシノはまだ枝が目立つ状態でした。例年の見頃は3月下旬から4月上旬。鎌倉の春を象徴する風景を、ぜひ現地で味わってみてください。
スポット名高徳院(鎌倉大仏)住所神奈川県鎌倉市長谷4-2-28アクセス江ノ電「長谷駅」徒歩7~8分JR「鎌倉駅」東口よりバス「大仏前」下車 徒歩すぐ拝観時間/参拝時間【4月~9月】8:00~17:30【10月~3月】8:00~17:00※入場は閉門15分前まで拝観料/入場料一般 300円中・高校生/小学生 150円※大仏胎内拝観は別途50円桜の見頃例年3月下旬~4月上旬(ソメイヨシノほか)駐車場専用駐車場なし(近隣に有料駐車場あり)電話番号0467-22-0703公式HPhttps://www.kotoku-in.jp甘縄神明宮|鎌倉最古の神社で出会うソメイヨシノ
奈良時代創建と伝わる甘縄神明宮は、鎌倉最古の神社といわれる由緒ある一社。長谷駅からほど近い場所にありながら、脇道を入った先にあるため、どこか隠れたような落ち着いた空気が流れています。
境内ではちょうど玉縄桜が満開。やわらかな花色が石段や鳥居と重なり、春らしい景色が広がっていました。玉縄桜は早咲きで知られますが、境内にはソメイヨシノも数本植えられており、これから3月下旬〜4月上旬にかけて見頃を迎えます。
取材に訪れた2026年2月28日は、ソメイヨシノはまだほぼ枝の状態。境内は日陰になる時間帯もあるためか、開花は少しゆっくりかもしれません。これからどんなふうに色づいていくのか、楽しみなところです。
石段を上った先からは、由比ヶ浜や長谷の町並みを見下ろすことができる絶景も。取材中も、訪れていた観光客らしき方たちが「ここ最高だね」と話している姿が印象的でした。
大仏や長谷寺からも徒歩圏内。通り沿いには楽しいお店も並び、のんびり鎌倉駅方面へ歩くのもおすすめです。賑わいの合間に、少し静かな春を感じられるスポットです。
スポット名甘縄神明宮(あまなわしんめいぐう)住所鎌倉市長谷1-12-1アクセス江ノ電「由比ヶ浜駅」徒歩10分JR「鎌倉駅」東口よりバス「海岸通り」下車 徒歩3分拝観時間/参拝時間境内自由拝観料/入場料志納桜の見頃例年3月下旬~4月上旬(ソメイヨシノ)※玉縄桜は2月中旬~3月中旬頃駐車場専用駐車場なしまとめ
長谷寺のスケール感ある桜、光則寺の桜トンネル、高徳院の大仏と桜の共演、そして甘縄神明神社の境内を彩る静かな桜。同じ長谷エリアでも、それぞれに異なる春の表情があります。
取材時はまだ開花前でしたが、これから3月下旬にかけて一気に景色が変わっていくはず。歴史ある寺社とともに楽しむ鎌倉・長谷の桜は、何度訪れても新しい発見があります。
ぜひ今年の春は、のんびりと長谷の町を歩きながら、自分だけのお気に入りの桜スポットを見つけてみてください。
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