シニア専門マーケティングプラットフォーム「コスモラボ」は、「シニアの花粉症に関する意識調査」を2026年3月9日に発表した。調査は2026年1月21日、50歳以上のシニア1332名を対象にネットリサーチで実施。症状の有無、つらさの時間帯、日常生活への影響、現在の対策や困りごとを分析。副作用への懸念からシニア層が「薬に頼らない対策」を強く求めている実態が浮き彫りになった。
花粉症の症状は半数近くが自覚
花粉症の症状は「ある」(47.1%)、「ない」(52.9%)となり、回答はほぼ半々に分かれた。
症状がある層では朝(43.7%)に最もつらさが集中し、昼(27.1%)も続く傾向が明らかとなった。症状の強まりは日中の活動前後に顕著で、外出前の準備や室内環境の整え方など、朝のルーティンへの対応が重要と考えられる。
集中力低下と生活効率の低下
症状による集中力低下では「少し感じる」(51.8%)が最多で、「とても感じる」(27.3%)も一定割合となった。
日常生活への影響では「仕事・家事の効率が落ちる」(41.9%)、「外出や予定を控える」(31.1%)、「睡眠不足になる」(28.9%)が上位を占め、症状が生活全体に負担を及ぼす様子がうかがえた。
つらい症状と対策の現状
最もつらい症状は「くしゃみ・鼻水」(48.0%)、「目のかゆみ」(29.3%)で、鼻や目の症状に応じた対策が求められる。
現在行っている対策は「マスク」(71.3%)が最多で、「病院・クリニックでの治療」(45.0%)が続いた。空気清浄機(22.2%)、市販薬(20.4%)、洗眼薬(15.2%)の併用も確認され、単独対策では不十分と感じる層が多いことがわかった。一方、「特に対策していない」(8.6%)も一定割合存在し、手間や効果の実感の差が行動の違いにつながっている可能性がある。
食習慣や副作用の課題
花粉症対策として意識的に摂取している飲食物は「特に対策していない」(39.7%)が最多で、次いで「ヨーグルト(固形・飲料含む)」(38.6%)、「発酵食品(納豆・味噌・キムチなど)」(34.1%)、「乳酸菌サプリメント」(17.5%)、「お茶(甜茶・べにふうき等)」(14.0%)が続く。
対策で困っていることでは「眠くなる・だるくなる」(31.3%)が最多で、費用や効果実感の課題も目立った。
情報ニーズと今後の対策
読みたい情報は「花粉症対策におすすめの食べ物」(53.6%)、「お茶・飲料の選び方」(49.4%)、「薬以外の選択肢」(43.8%)、「花粉症対策の最前線」(43.8%)が上位に挙がった。非薬物的な対策や日常生活に取り入れやすい情報への関心が高いことが示された。









