フジテレビは9日、東京・台場の同局で4月改編のコンテンツラインナップ発表会を開催。29日にスタートする2時間生放送の新番組『超調査チューズデイ~気になる答え今夜出します~』(毎週火曜19:00~)を発表した。これにより同局の火曜日は、早朝の『めざましテレビ全部見せ』から16時間にわたり生放送が続くことになる。

  • 『超調査チューズデイ~気になる答え今夜出します~』(C)フジテレビ

    『超調査チューズデイ~気になる答え今夜出します~』(C)フジテレビ

ニューヨーク屋敷「フジテレビごと救いたい」

カズレーザーとニューヨークが初タッグを組む同番組は、いま最もホットな話題や興味のあるテーマ”を独自の視点で調べつくし、答えを導き出すバラエティ。

例えば、新学期直前のタイミングに“最新の学校教育事情”や“リアルな教師あるある事情”をあぶり出すなど、親子で楽しめるテーマを深掘り。また、「グルメ」という誰もが興味を持っている普遍的なテーマを、食いしん坊芸人たちが独自の視点・独自の見解を持ってロケをする企画「食いしん坊3」(仮)や、言われてみれば心のどこかに引っかかっている“初恋の人”を、リアルに探し出し生放送中に再会させる企画などを予定。バラエティ番組と情報番組のスタッフがタッグを組むことで、生放送ならではのハラハラドキドキ感とともに、情報を伝えるだけでなく、“笑えるポイント”を明確に設計していくという。

ニューヨークの屋敷裕政は「そう簡単ではないことだと思いますが、『超調査チューズデイ』が盛り上がることによってフジテレビごと救いたいなと思います(笑)。この番組をきっかけにフジテレビをナンバーワンのテレビ局にしたいです」と意気込むが、浅野翔太郎チーフプロデューサーは「お三方と話していると、冗談抜きですごく真摯(しんし)に向き合ってくれて、なんとか頑張っていきたいという気持ちがすごく伝わってきて、僕自身もワクワクしています」と期待感を語る。

この2組のタッグの狙いについて、浅野CPは「今までにない座組による化学反応を楽しみたいということで、どういう組み合わせがいいんだろうと考えた時に、皆さんご存知のように圧倒的な知識量を誇るカズレーザーさんと、若手の筆頭であるニューヨークさんの掛け合わせにすることによって、安心感と勢いが共存して、ワクワクするようなことが生まれるのではないか」と説明。

カズレーザーはこれまで、フジテレビの情報番組でコメンテーターを務めてきたが、新番組では「かしこまった感じではなくて、ある程度自由に立ち振る舞える新しい姿が見せられる座組だと思います」(浅野CP)と、期待を示した。

制作者のジャンル超えた番組を積極展開

この新番組のスタートにより、フジテレビの火曜日は、早朝4時55分からの『めざましテレビ全部見せ』に始まり、『めざましテレビ』『ノンストップ!』『Live News days』『ぽかぽか』『旬感LIVE とれたてっ!』『Live News イット!』そして『超調査チューズデイ』に至るまで、約16時間にわたり生放送が続くことになる。

カズレーザーは「フジテレビの清水社長が“これからはフジテレビはIPとリセールできるコンテンツに全振りで進むんだ!”と言っていたのに、“生放送バラエティ”という一見すると真逆なことを始めている(笑)! なんでこんな反旗を翻すような番組が始まるのか!と思いましたが、だからこそ面白そうだなと、とにかくワクワクしています」とコメントしているが、赤池洋文編成管理部長は「リアルタイムで見ていただき、SNSで発信して広がっていき、番組の中でもリアルタイムでそれに応えてしまうような能動的な動きも踏まえて、今他局さんでもゴールデンに2時間の生放送バラエティ番組はないので、一つの大きなチャレンジとしてやってみようと考えています」と狙いを語った。

同局では、昨年7月にバラエティ制作局を解体・再編するなど大幅組織改編を実施し、従来のジャンルの垣根を越えたプロジェクトが複数立ち上がった。情報×バラエティによる『超調査チューズデイ』のほかにも、『FNS歌謡祭』と『めざましテレビ』のスタッフがタッグを組む新音楽番組『STAR』(毎週木曜19:00~)がスタート。また、35歳以下のドラマ×情報×バラエティのクリエイターが参加する「WALTZ」が単発番組『だったらコレもエモくない?』を2月に放送した。赤池部長は「今後もいろいろなところで、ゴールデンも含めて融合していく形を考えております」と積極的に展開していく方針を述べている。

  • 浅野翔太郎チーフプロデューサー

    浅野翔太郎チーフプロデューサー