現在開催中の「2026 ワールドベースボールクラシック」の独占配信権を獲得し、全47試合の配信が決定した定額制動画配信サービス「Netflix」。大会を盛り上げるドキュメンタリーシリーズの公開や初月ワンコインキャンペーンも開催中であることから、この機会に"お試し入会"を考えている人も多いのではないでしょうか。
せっかく1ヵ月間楽しめるのであれば、ぜひチェックしておきたいのが『今際の国のアリス』、『イクサガミ』、『ONE PIECE(実写版)』、『超かぐや姫!』など国内外で話題となったNetflix発の日本オリジナルシリーズです。
そこで今回は、その中から「面白かったドラマ」についてマイナビニュース会員137人にアンケートを実施。結果をランキング形式でご紹介します。
Netflix日本オリジナルドラマランキング
「Netflix日本オリジナルドラマ」で面白かった作品を、マイナビニュース会員137人に聞きました。
- 1位:地面師たち(24.1%)
- 2位:幽☆遊☆白書(12.4%)
- 3位:サンクチュアリ-聖域-(8%)
- 3位:深夜食堂(8%)
- 5位:今際の国のアリス(5.8%)
- 6位:極悪女王(4.4%)
- 6位:全裸監督(4.4%)
- 8位:君に届け(3.6%)
- 9位:僕だけがいない街(2.9%)
- 9位:火花(2.9%)
1位:地面師たち(24.1%)
1位に選ばれたのは、新庄耕の同名小説を原作とした『地面師たち』でした。2024年7月に配信がスタートした同作は、土地の所有者になりすまし不動産売買の詐欺を行う「地面師」の犯罪を描いたクライムサスペンスドラマ。2017年に起きた「積水ハウス地面師詐欺事件」をモデルとしており、約100億円の価値がある土地を狙う地面師グループと警察、大手デベロッパーの攻防を描いています。
綾野剛(辻本拓海役)と豊川悦司(ハリソン山中役)がダブル主演を務め、北村一輝(竹下役)、小池栄子(麗子役)、染谷将太(長井役)など豪華俳優陣が勢揃い。「今日のTV番組TOP10(日本)」で6週連続1位を記録、「Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)」でも12週連続トップ10入りするなど高い支持を獲得し、ピエール瀧演じる後藤の「もうええでしょう」など印象的なセリフの数々も話題となりました。
アンケートでは、リアリティのあるストーリーや役者の演技力、独特なキャラクターに評価が集まっていました。スリリングな内容に「ハラハラ、ドキドキした」という声も多く、一気見した人も多かったようです。
ユーザーコメント
- ストーリー展開がよく俳優の演技力が素晴らしい作品でした(50代男性)
- ドキドキハラハラして一気に観てしまうくらい引き込まれハマりました。(40代男性)
- すごく重厚感があり、映画の様な印象を受けた(50代女性)
- 不動産に絡んだ仕事をしているので興味をもって見ました。(50代男性)
- 話題になっていたので見てみたら面白かった。役者さんのキャラや演技が見応えがあった。(40代女性)
2位:幽☆遊☆白書(12.4%)
2位は、冨樫義博による同名漫画を実写化した『幽☆遊☆白書』でした。2023年12月に配信がスタートした同作は、事故死して"霊界探偵"となった不良高校生・浦飯幽助と蔵馬、飛影たち仲間の活躍を描いたバトルアクションドラマ。妖怪である戸愚呂兄弟や左京との激突をメインに、人間界・魔界・霊界を舞台にした壮大な物語を全5話に凝縮して描いています。
主演の浦飯幽助役・北村匠海のほか、志尊淳(蔵馬役)、本郷奏多(飛影役)、滝藤賢一(戸愚呂兄役)、綾野剛(戸愚呂弟役)、稲垣吾郎(左京役)などが出演。日米グローバルワンチームで制作されたこだわりの映像などが話題となり、「Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)」で初登場1位、英語含む全言語シリーズでも世界2位となるなど世界的ヒットを記録しました。
アンケートでは「原作に忠実だった」「実写化というジレンマを乗り越えた」などの声が寄せられ、名作漫画の実写化として高く評価されている作品であることが分かりました。キャラクターの描き方のほか、アクションシーンも注目されています。
ユーザーコメント
- 実写化というジレンマを乗り越えて名作に仕上がった作品(40代男性)
- すごくキャラクターがたっていて面白かった(40代男性)
- アクションシーンが見ごたえあったからです(50代女性)
- 原作を忠実に再現していて、とても見ごたえがある作品ではないかと感じたから(30代男性)
- 原作の漫画が大好きだったから(50代女性)
3位:サンクチュアリ-聖域-(8%)
3位には、1500年以上にわたり続く日本の伝統文化、そして神事である「大相撲」を題材にした『サンクチュアリ -聖域-』が選ばれました。2023年5月に配信をスタートした同作は、崖っぷちに立たされた元不良の力士・小瀬清(猿桜)が、相撲と向き合い底辺からのし上がっていく姿を描いた人間ドラマ。とがった振る舞いでファンを魅了し、伝統と格式を重んじる角界を揺るがすことになる主人公を、同作が初主演となった一ノ瀬わたるが熱演しています。
同作では、力士役を演じた全ての俳優が、専門家の指導の下で1年間に及ぶ肉体改造・相撲の稽古を行っており、彼らの体当たりな演技が見どころのひとつ。脇を固めるピエール瀧(猿将寛一役)、小雪(花役)、染谷将太(清水/正喜役)といった名俳優たちの秀逸な演技も見逃せません。
アンケートでは、相撲の世界をストーリー、映像面からリアルに描き出した点が高く評価されていました。「主人公に感情移入できた」という声も多く、「相撲をテーマにした作品で、あんなに面白いのは見たことがない」という賛辞も寄せられていました。
ユーザーコメント
- 相撲という神秘的で閉鎖的な世界を、一切の妥協なくリアルに描き出した映像美に驚かされました。力士たちの肉体がぶつかり合う鈍い音や、飛び散る汗と砂の質感は、画面越しでも息が詰まるほどの迫力です(20代女性)
- 力士の世界をストイックに描いているから(50代男性)
- リアリティがあって感情移入できた(40代男性)
- 相撲をテーマにした作品で、あんなに面白いのは見たことがないから(50代男性)
3位:深夜食堂(8%)
同じく3位には、安倍夜郎による同名漫画を原作とした『深夜食堂』がランクインしました。2009年にドラマ化がスタートした同作は、繁華街の片隅にある深夜にしか営業しない「めしや」を舞台に、マスターと訪れる客たちの交流を描いた人気シリーズ。第1部から第3部まではTBSテレビ系で放送され、2016年10月より、第4部および第5部にあたる『深夜食堂 -Tokyo Stories-』がNetflixにて全世界に配信されています。
「めしや」の店主であるマスター役を演じるのは小林薫。そのほか、不破万作(忠さん役)、綾田俊樹(小寿々役)、光石研(野口役)、松重豊(リュウ役)、オダギリジョー(小暮/カタギリ役)などのレギュラー陣とゲストが、カウンターで生まれる小さなドラマを好演しています。
アンケートでは「ほっとする」「ストーリーが良い」という評価が多く、「原作に近くで料理が美味しそうに見えた」という声も寄せられていました。
ユーザーコメント
- 原作に近くて料理がとても美味しそうに見えました(40代男性)
- ほっとします(40代女性)
- とても興味深いストーリーだった(50代男性)
- ストーリーが良いから(40代男性)
5位:今際の国のアリス(5.8%)
5位は、麻生羽呂による同名漫画を原作としたドラマシリーズ『今際の国のアリス』でした。同作は「今際の国」と呼ばれる世界に迷い込んだ人々が、元の世界に戻るために知力や体力、チームワークを駆使して命懸けのゲームに挑む姿を描いたサバイバルドラマ。2020年12月から2025年9月まで全3シーズン配信され、なかでも2022年12月に配信されたシーズン2は、90以上の国と地域でTOP10入り、うち17の国と地域で首位を獲得するなど大ヒットを記録しました。
シリーズを支えるのは、アリス(有栖良平)役の山崎賢人とウサギ(宇佐木柚葉)役の土屋太鳳。映画『図書館戦争』シリーズ(2013年、15年)や『アイアムアヒーロー』(2016年)、『キングダム』シリーズ(2019年、22年、23年、24年)などの佐藤信介が監督を務めています。
アンケートではストーリーが高く評価されており、「忠実に再現されていると感じた」という声が原作ファンからも寄せられています。
ユーザーコメント
- 展開がゾワゾワする感じが好きだから(40代男性)
- ストーリーが面白かったから(20代女性)
- 原作のファンで、忠実に再現されていると感じたから(30代男性)
6位:極悪女王(4.4%)
6位は、1980年代に熱狂的な女子プロレスブームを巻き起こした「ダンプ松本」の半生をひもとく『極悪女王』でした。2024年9月に配信をスタートした同作は、気の優しいプロレス好きの少女が、日本女子プロレス史上最も有名なヒール(悪役)になるまでを描いた事実に基づくフィクションドラマ。鈴木おさむが企画・脚本・プロデュースしており、ゆりやんレトリィバァ(ダンプ松本役)、唐田えりか(長与千種役)、剛力彩芽(ライオネス飛鳥役)の体当たりな演技が高く評価された話題作です。
女子プロレスラー役の俳優はほぼ全てオーディションで選出し、撮影前に身体づくりとプロレスのトレーニングを実施。圧倒的なリアリティと迫真のプロレスシーンが多くの視聴者を魅了し「Netflix週間TOP10(シリーズ)」で2週連続1位を獲得しました。
アンケートでは、実在する登場人物の描き方に対し「とてもリスペクトしている」と好感が寄せられていました。脚本の出来も高く評価されており「身近に見ている人が多かった」という声もあります。
ユーザーコメント
- 実在の人物たちをとてもリスペクトしているし、物語のつくりも非常によくできていたから。(40代男性)
- 脚本がすごく良く出来ていると感じました(30代男性)
- 身近に見ている人が多かったから(40代男性)
6位:全裸監督(4.4%)
6位は、本橋信宏によるノンフィクション『全裸監督 村西とおる伝』を原作とした『全裸監督』でした。2019年8月、2021年6月に配信された同作は、"アダルトビデオの帝王"と呼ばれた村西とおる監督の破天荒な半生を描いたヒューマンドラマ。バブル景気の1980年代を舞台に、サラリーマンからAV業界のトップに上り詰め、すべてを失い転落していく様を、虚実交えながら全2シーズンで描いています。
主演を務めた山田孝之(村西とおる役)ほか、満島真之介(荒井トシ役)、玉山鉄二(川田研二役)、柄本時生(三田村康介役)など実力派俳優が勢揃い。ブリーフ一丁でカメラを構える山田孝之の姿や潤沢な予算を投じた撮影風景なども話題となり国内外から高い評価を得ました。
アンケートでは、地上波では描くのが難しい攻めたテーマや内容に評価が集まりました。「山田孝之が最高すぎる」という声も寄せられています。
ユーザーコメント
- この作品は主人公のキャラクターがマッチしていてとても面白いです(50代男性)
- 村西さんを主役にしようとする発想がすごい。(50代男性)
- 地上波では絶対に見ることができない、攻めた作品だから(50代男性)
8位:君に届け(3.6%)
8位は、「第32回講談社漫画賞(少女部門)」を受賞した椎名軽穂の同名人気漫画を実写化した『君に届け』です。2023年3月に配信がスタートした同作は、高校生の甘酸っぱい恋愛や友情、自己成長を描いたピュアで心温まる青春群像劇。陰気な見た目から「貞子」と恐れられ孤立していた主人公が、正反対な性格の人気男子生徒との出会いによって変化していく様を、全12話にわたって丁寧に描きました。
物語を彩るのは主人公・黒沼爽子役の南沙良、クラスの人気者・風早翔太役の鈴鹿央士をはじめとする個性豊かでフレッシュなキャスト陣。配信開始直後からそのみずみずしい演技や胸キュンストーリーが話題を呼び、「Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)」でも10位を記録しています。
ユーザーコメント
- 面白くてドキドキするから(50代男性)
- とても面白かったから(30代男性)
9位:僕だけがいない街(2.9%)
9位は、三部けいの同名漫画を原作とした実写化作品『僕だけがいない街』でした。2017年12月に配信がスタートした同作は、時が巻き戻る特殊能力「再上映(リバイバル)」を持つ主人公が、その能力を使って18年前の連続児童殺人事件と母親の死の真相を追うサスペンスドラマ。テレビアニメ、実写映画に続き3度目、原作完結後としては初の映像化となり、過去と現在を繋ぐ物語を忠実に描ききりました。
主人公の売れない漫画家・藤沼悟を古川雄輝、その少年期を内川蓮生が演じたほか、優希美青(片桐愛梨役)、柿原りんか(雛月加代役)、黒谷友香(藤沼佐知子役)らが出演。監督は下山天で、原作をなるべく忠実に再現することを目標に、原作の舞台である北海道・苫小牧で撮影が行われています。
ユーザーコメント
- 心を揺さぶるサスペンスと温かい人間ドラマが絶妙に融合しているところが好きだから(50代男性)
- 面白くて、時間があっとゆうまに過ぎた(50代男性)
9位:火花(2.9%)
同じく9位には、ピースの又吉直樹による芥川賞受賞小説を原作とした『火花』がランクインしました。Netflix初の日本オリジナル作品として2016年6月に配信がスタートした同作は、売れない芸人・徳永と熱い先輩芸人・神谷の10年間を青春と苦悩を追ったヒューマンドラマ。夢と現実の間で揺れ動く、お笑いに人生をかける男たちのストーリーを全10話で描いています。
売れない芸人・徳永太歩役を林遣都、神谷才蔵役を波岡一喜が演じたほか、お笑いコンビ「井下好井」の好井まさお、「とろサーモン」の村田秀亮など吉本所属タレントを多数起用。総監督は廣木隆一、各話の監督として白石和彌、沖田修一ら実力派が名を連ね映画のようなクオリティを実現しました。
ユーザーコメント
- 小説通りのリアル感がとても良く好きでした(50代男性)
- 又吉の作品を観たかったから(40代男性)
まとめ:世界の視線を集めた日本のドラマに要注目!
アンケートの結果、その圧倒的な中毒性が話題を呼び"一気見勢"が続出した『地面師たち』が1位となりました。以降も『幽☆遊☆白書』、『サンクチュアリ-聖域-』、『深夜食堂』などまったく違ったタイプの作品が並んでおり、日本作品の幅広さを感じます。また、ドラマに限らず実写化作品の評価が高いのも、Netflixオリジナル作品の特徴といえるかもしれません。
巨額な予算を投じ、豪華なスタッフと役者を揃えて制作されるNetflixドラマ。WBCの開催に合わせて新作も続々と公開される予定なので、今回ご紹介した作品と合わせて、チェックしてみてはいかがでしょうか。
調査時期: 2026年2月6日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計137人
調査方法:インターネットログイン式アンケート
