「もう思い出したくもないんですけど……」
大学の講演での苦い記憶を打ち明けたのは、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹。2月26日、公式YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』を更新し、一連の出来事を振り返りながら「誰が得するん?」と疑問を投げかけた。
講演が“そんなに得意じゃない”理由「若い人のほうが…」
企業の入社式や学校の講演に行くことがあるという又吉。あるとき、大学で講演を行ったが、「もう思い出したくもないんですけど……」と前置きしながら、講演後の出来事を回想。エレベーターが開くと、2人の教授が又吉の話をしていたそうで、「何年か前は、僕とは違うジャンルの偉業を成した人が来て。“そのときはそうでもなかったのに、今日はあんなに盛り上がって……”みたいな」と苦笑い。「要は、教授たちからしたら、タレントが来たときのほうが盛り上がってんのが、教育者として納得いかへんみたいな」と続けた。
講演について、「そんなに得意じゃない。若い人のほうが僕より物も知ってるし、時代も違うから」と本音を明かしつつ、「自分の経験にもなるし、若者とコミュニケーションを取りたいし。やってみようかなと思ってやってた」という又吉。しかし、大学での講演は、何度も断っていたそうで、「教授たちのそういう物の考え方が。どんな人の人生からでも学ぶことがあるっていうスタンスで、教育者が構えてないことがしんどい」と理由を明かし、「その空気を吸いたくないから、あんま行きたくないねん」とぶっちゃけた。
「誰からでも学ぶことがある」と強調した又吉は、大学という場所に対し、「成功した人とか。その人に付いている付加価値順に、人の価値を判断するみたいな。そういう価値基準じゃない人たちが集まってる場には行きたいんですけど……。それが結構、露骨に出やすい場所やなって思ってるから行きたくない」と吐露。学生たちは盛り上がっていたが、教授たちの“本音”を目の当たりにし、「案の定かい! みたいな(笑)。しんどいな~って。誰が得するん? 呼んでもらって、お邪魔してるんですよ? みたいな」とぼやきが止まらなかった。
視聴者からは、「誰からも、何からも学ぶことがあるというのは本当にその通り」「若者のために積極的にそういう場でお話しして欲しい」「又吉さんきてくれたら、最高ですよ」「私は又吉さんなら嬉しいけどな」などの声が寄せられている。
【編集部MEMO】
又吉直樹は、2020年6月にYouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』を開設。後輩たちを巻き込んだ企画や妄想解釈、作品レビューなどが好評で、チャンネル登録者数は57万人、累計再生数は1億回を超えている。
