フジテレビ系お昼のバラエティ番組『ぽかぽか』(毎週月~金曜11:50~)が、2月23日に放送800回を達成した。生放送ならではの“予定不調和”な展開でお昼を明るくしているが、その中心にいるのがMCのハライチ(岩井勇気・澤部佑)と神田愛花だ。
今回、そんな3人に鼎談インタビューを実施。全3回の最終回は、ヒット企画「投扇興」や、岩井考案ゲーム「バーガーバーガーバーガー」の舞台裏、そして今後の展望などを聞いた――。
チームワークでの勝利に喜びも…
――最近のヒット企画といえば「投扇興」ですよね。プレイヤーとしてはいかがですか?
澤部:興奮しますよね。ゲームとしてバランスがよくできてるんですよ。未経験でも運の要素があるし、「澪標(みおつくし)」(35点)とか高得点が出る確率も非常によくて、2時間まるまるやった時は何発か高得点が出る素晴らしい場面が生まれて、やっぱりテレビ向きの競技だなと(笑)
――元々はハライチさんのラジオ(TBSラジオ『ハライチのターン!』)でやってましたからね(笑)
澤部:最初はふざけてラジオでやってたりもしましたけどね(笑)。だから、僕らが知った『しあわせ家族計画』(TBS)に感謝しなきゃいけないですよ。
岩井:素晴らしいゲームだとは思ってたんですよ。ボウリングだと技みたいなのがないじゃないですか。投扇興は「何が出るのか」を集中してあの場面だけ見られるので、それが連続して行われるのが楽しいですよね。
――やっているのが楽しそうなのがすごく伝わってきます。
神田:2時間まるまる投扇興をやった日(2025年12月26日放送「投扇興トーナメント 2025冬」)は、私たちMCチームで優勝してるんですよ。それまで調子が良くなかった私と、「花散里(はなちるさと)」(3点)ばかりの澤部さんが、すごく良い結果を出してるんです。しかも、その前に『(クイズ)ドレミファドン』の収録に3人で出て優勝してるんです。チームワークで優勝したのが2個続いたので、私は「これだ!」と思って。4年目に入って、「ついに我々は“協力して勝ちを取りに行く”ことができるようになったんだ」って思って、本当にうれしかったです。
澤部:まあ、イントロも投扇興も、チーム力っていうか個人競技みたいなもんですけど(笑)
――「アントニオ猪木選手権」(※)もそうですが、神田さんは勝利へのこだわりが人一倍すごいですよね。
(※)…「燃える闘魂! アントニオ猪木選手権」。アントニオ猪木の扮装をして、様々なシチュエーションで“猪木らしさ”を競うという神田の持ち込み企画で、25年6月27日放送の第2回大会の決勝では、神田が『全力!脱力タイムズ』チーム代表の齋藤孝明治大学教授に惜しくも敗れ、生放送で涙を見せた。
神田:でも、これはバラエティをやる上で一番大事だと思うんです。
澤部:めっちゃ大事ですよね。
岩井:そうですよね。
神田:私は芸人さんじゃないので、笑いを取るというより、とにかくゲームは勝ちを目指すということしかやれることがないんです。
――そのひたむきさが伝わってきて、我々見る側も楽しませてもらっています。
岩井:でも、投扇興はもうちょっと研究してもらいたいなと思いますね。俺は投げ方を研究してるんですけど、神田さんは最初からずっと変わってないんですよ。
――アメリカのセレブを降ろして力を借りることに注力してますよね。
神田:研究したら上手になるんですか?
岩井:俺は研究していこうと思うんですよ。京都のお座敷遊びに行ってこようかなって(笑)
神田:澤部さんもしてます?
澤部:研究ってほどじゃないですけど、上手くはなりたいじゃないですか。「ここを狙ったら高得点が出やすい」っていうのは何となくあるんで。でも、神田さんは研究しないで高得点を出すのがすごいですけどね。
母親がチャンネルを変える場面
――投扇興の反響はいかがですか?
澤部:千鳥さんが2人ともよく見てくれてて、会うたびに「扇子投げるやつ、何してんねん」「あればっかりやってんな」って言われます(笑)
岩井:こないだいったご飯屋さんの店長さんが「『ぽかぽか』毎日見てます」って言ってくれて、投扇興を楽しみにしてるらしいんですけど、「なんで最近、番組始まってすぐやるようになっちゃったんですか?」って言われたんで、そこまで見てくれてる人がいるんだなって思いましたね。
神田:自分よりも両親が真剣に捉えてるんですよ。私の番になると母は怖くてチャンネルを変えるって言うんです。娘の徒競走の親心を思い出させるみたいで、演者にとっては親のために頑張るゲームだなと感じています。
――向き合い方が全然違いますね(笑)
神田:親御さん、何も言わないです?
澤部:言わないかなあ…。
岩井:『ぽかぽか』のゲームでもらった景品よこせとは言われますけどね(笑)


