SBI証券は3月4日、セキュリティ・トークンを活用したプライベートエクイティ(PE)運用商品の取り組みが、金融分野の表彰制度「Japan Financial Innovation Award 2026」で大賞を受賞したと発表した。受賞は3月2日付。
セキュリティ・トークン活用のPE運用商品で評価
今回受賞したPE運用商品は、SBI証券、東京海上アセットマネジメント、新生信託銀行、BOOSTRYの4社が共同で開発したもの。特定受益証券発行信託のセキュリティ・トークン(ST)を活用し、プライベートエクイティ投資を実現する公募スキームとして、国内初の取り組みとされている(※)。
セキュリティ・トークンは、ブロックチェーンなどの技術を活用してデジタル化された有価証券のこと。今回の取り組みでは、こうした技術を用いることでPE投資商品の提供方法を拡張し、金融商品の新しい仕組みとして評価された。
※ 2025年9月26日時点、BOOSTRY調べ。
金融分野のイノベーションを表彰する制度
「Japan Financial Innovation Award」は、金融分野における情報通信技術を活用した先進的な取り組みを促進し、業界内でのベストプラクティス共有やオープンイノベーションの拡大を目的に2020年に創設された表彰制度。
日本を代表するフィンテックセンターであるFINOLABが事務局を務め、2025年中に発表された金融関連のイノベーション案件を対象に審査を実施。金融分野の専門家で構成される「FINOVATORS」が、先進性や成長性、金融業界を変革する可能性などの観点から受賞案件を決定している。
