東京駅一番街地下1階の「東京ラーメンストリート」内のご当地エリアに3月5日から「好来ラーメン」がオープンする。この場所は2月23日まで「みそきん」があった場所で、7月26日までの期間限定での出店となる。自家製マー油を贅沢に使った真っ黒なスープはインパクトがあるが、見た目に反してすっきりとした味わいが特長だ。
「みそきん」跡に3月5日から「好来ラーメン」が登場
東京ラーメンストリートでは、2025年8月から、全国各地の名店を迎える「ご当地エリア」を拡大。過去には「津軽煮干しひらこ屋」や、2月23日までは「みそきん」などが出店していた場所だ。
3月5日から出店するのは、熊本県人吉市で1985年に創業した老舗「好来ラーメン」。熊本ラーメンの特長であるマー油を使ったラーメンの系譜のひとつとして知られ、真っ黒なスープが特長だ。
東京ラーメンストリート限定メニューとして「熊本名物!特製からし高菜ラーメン」があり、からし高菜を乗せており、後引く旨辛がクセになる。
「マー油を使った黒いラーメンを本格的に味わえる店舗は都内ではあまりなく、その独自性に注目し『好来ラーメン』を誘致した」と東京ステーション開発 取締役 営業開発部長の柳沢克典氏。
「期間限定で全国のご当地のラーメンが楽しめる"ご当地ラーメンチャレンジ"第2弾として、『好来ラーメン』に出店いただき、東京ラーメンストリート全体をさらに盛り上げていただくことを非常に期待しております」と期待を寄せる。
「真っ黒スープ」の秘密は、何段階もかけじっくり揚げるニンニク
続いて登壇したのは出店協力を行ったせたが屋代表の前島司氏。
前島氏は、「『好来ラーメン』は熊本県を代表する老舗の名店としていつも地元の人でにぎわっているご当地感あふれるお店だと思っております。さっぱり目の豚骨スープにニンニクを焦がして作る真っ黒いマー油が表面に浮かび、小麦粉のうまさが際立つ細麺と相まった独自のご当地ラーメンは、毎日食べても飽きない、歴史を刻んだ貴重なラーメンです」と絶賛。
近年、首都圏でも人気が高まりつつあるマー油を使用したラーメンだが、そのルーツが熊本県人吉市だと知る人は少ないと話し、「ぜひこの機会に本場の味を多くの人に味わっていただき、ご当地ラーメンの魅力や美しさに触れていただきたい」とアピールした。
続いて登壇したのは「好来ラーメン」二代目店主の弟子であり、現博多新風オーナーの高田直樹氏。
「好来ラーメン」について、「人吉市でもかなり古いラーメン屋として、地元では小さい子からおじいちゃん、おばあちゃんまで来ているお店です」と話し、特長でもある黒いスープについて「ニンニクをラードで何度も揚げ、黒い塊になった状態のものをラードやごま油などと調合することで黒い油になる」と解説。真っ黒なスープは見た目にはインパクトがあるが、時間をかけているため臭みがなく芳醇でさっぱりしたスープになるのだ。常連はこのペースト状のものを別皿で注文し、ラーメンに加えるのだという。
真っ黒なのに、濃くない!? あっさりで最後まで飽きずに飲み干せる
看板メニューの「好来ラーメン」をいただいた。
中央には黒いスープとのコントラストが映えるもやしがたっぷり。
もやしと食感の違いで楽しませてくれるのは細切りのきくらげ。
スープは本当に真っ黒で、さぞやニンニクの味が濃い・あるいは塩味が強いのかと思いきや、コクがありつつすっきりとした味わいに驚く。次第にその美味しさのトリコに。最後まで飽きずに飲み干せるはずだ。
さらに麺は"九州=細めん"のイメージと打って変わって、中太の自家製麺。スープがほどよく絡む絶妙な食感にも注目してほしい。
東京ラーメンストリートでの出店は7月26日までの期間限定の予定だ。唯一無二な「好来ラーメン」の味をぜひ逃さず味わってほしい。













