俳優の鈴木京香が24日、東京・渋谷のNHKで行われた2027年大河ドラマ『逆賊の幕臣』の出演者発表会見に、主演の松坂桃李らとともに出席。松坂が演じる小栗忠順の母・くに役を演じることが発表された。

  • 鈴木京香

    鈴木京香

鈴木は、「桃李君の母親役をやらせていただくのは、(2017年度後期のNHK連続テレビ小説)『わろてんか』という朝ドラ以来で。当時から桃李さんは本当にきれいな瞳をしていて、まっすぐな瞳が印象的だった」と回顧。さらに、「大河ドラマには何度か出させていただいてはいるんですが、正直申し上げるとまったく“歴女”とは遠いところにいるものですから、いろいろ勉強しながら、そして楽しみながら、みんなの成長を後押しできるような、すてきな母親になれるようにと思っております」と意気込みを語った。

また、松坂との『わろてんか』以来の共演について、「今日会ってご挨拶したら、笑顔は変わらずですけど、やっぱり大人っぽく、しっかり頼もしくなっているので、母も今回はもうちょっと器の大きい母で、と思います」とにっこり。松坂は、「(『わろてんか』から)10年という歳月を経て、いろんな経験をさせていただいて。(鈴木演じる)母上に、クランクインしたら10年前とは違う成長を見せることができたらなと思っております」と力強く語った。

さらに、松坂の印象を聞かれた鈴木は、「とにかく役に集中する力というか……素晴らしいなと常々思っていましたし、なのに撮影が終わると、コンビニエンスストアの姿ひとつでホテルに戻っていかれるようなラフなところ、意外とバンカラなところもあって。信用のおけるすてきな青年だなと思っていました」と称賛。続けて、「ドラマを見てくださる日本中の方もきっと今回のドラマを見て、そう思ってくださると思う。この激動の幕末の時代に、桃李さん演じる役がどんなふうに活躍するか、みなさんと同じぐらい私も楽しみにしています」と語った。

会見には、北村有起哉、上白石萌音、岡部たかし、中村雅俊も出席。北村は小栗忠順の父・小栗忠高役、上白石は忠順の妻・みち役、岡部は忠順の上司である井伊直弼役、中村は忠順の恩師・安積艮斎(あさか・ごんさい)役を演じることが発表された。

大河ドラマ第66作となる『逆賊の幕臣』は、幕臣・小栗忠順(松坂桃李)を主人公にした幕末の物語。小栗は“勝海舟のライバル”と言われた男で、日本初の遣米使節となって新時代の文明を体感し、新しい国のかたちをデザインした江戸幕府の天才だが、明治新政府に“逆賊”とされ歴史の闇に葬られた。本作では、忘れられた歴史の“敗者”=幕臣の知られざる活躍を描き、小栗が国内外の諸勢力と繰り広げる外交・情報戦にスポットを当てる。脚本は安達奈緒子氏が手掛ける。