
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、伊東歌詞太郎さん
◆伊東「徹夜が大っ嫌いなんですけど…」
れなち:伊東さんは、1月21日にEP『遠くで響くのは誰の足音?』をリリースされました。どんなコンセプトで制作されたのですか?
伊東:僕は“音楽は間違いなく魔法である”というふうに思っているんです。なぜなら、音楽は気持ちを変えることができるからなんですよ。それってお金で買うこともできないし、言葉、メロディを奏でることによって、その前と後で世界がガラッと変わったとしたら、それは呪文みたいなものじゃないですか。なので、“音楽は魔法である”っていうことを、これからアルバム三部作で表そうと思っているんですね。
れなち:はい。
伊東:その一部目として『魔法を聴く人』というアルバムをリリースしました。じゃあ二部目、『魔法の〇〇』なのか『〇〇の魔法』なのか……もう考えてはいるんですけど、今回4曲入りなので、これを第二部として言っていいのか迷ったところ、スピンオフと言いますか“第二部に行くための滑走路”として、“魔法”というタイトルを入れないでリリースしました。
れなち:なるほど。このEPには「ハローグッバイ」「美しい記憶」「そんなに自分を責めないで」「TOKYO to the WORLD」の4曲が入っていますが、どれも、本当に歌詞太郎という名前で活動するだけあるといいますか(笑)。
伊東:うれしいな(笑)。
れなち:一つひとつの歌詞をものすごくこだわって紡がれているんだろうなっていうのが伝わりました。
伊東:僕はね、歌詞を書くのが大っ好きなんですよ!
れなち:大っ好きなんですね(笑)。「ハローグッバイ」に関していうと、どの歌詞が一番うまく書けたって思いました?
伊東:これは逆に、一番うまく書けなかった曲とも言えて。
れなち:え!? 4曲のなかで?
伊東:「ハローグッバイ」っていう曲の歌詞が、今までで一番苦労しました。
れなち:へえ!
伊東:僕、徹夜をするのが大っ嫌いなんですよ(笑)。子どもの頃から“絶対に徹夜をしない!”って思っていて。だって、睡眠って大事じゃないですか。
れなち:すごく大事です!
伊東:歌を歌うものにとって“寝ない”っていうのは絶対に良くないことなので。なんなら「睡眠をしないやつはダメだ!」っていう曲も書いているんです(笑)。
れなち:そうだ(笑)! これがいい曲なんです。
伊東:それくらい睡眠を大事にしているんですけど、この曲は……プロデューサーの方がいらっしゃったんですけど、完成するまで千本ノックみたいに「ダメ! ダメ!」っていうのが72時間続いて。なので、もうこれが最初で最後だと思うんですけど“3徹”して作ったのが「ハローグッバイ」なんです。
れなち:うわあ!
伊東:最もうまく書けなかった曲なので、全部に自信がないとも言えるし、逆に言うと、そこまでやったんだから全部に自信があるとも言える。でも“どこが”っていうのが……言えなかったりするんですよね(笑)。
れなち:でも、3徹の末に“また同じような毎日に溺れても ただ最後に見えた あの日の消えそうな光を忘れない”といった歌詞を紡げるのが素晴らしいなと思いましたし、その背景を知ったら、より一層グッと聴き入ることができるのではないでしょうか。
<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/
番組公式X:@darehanaTFM