ENEOS Powerは2月3日、京セラが提供する蓄電池定額サービス「HOUSmile_e(ハウスマイル e)」を活用した「太陽光まるごと活用!卒FIT蓄電池導入キャンペーン」を開始した。京セラの蓄電池定額サービスと、「ENEOSでんき東京自家消費応援プラン」「ENEOS太陽光買取サービス」をあわせて申し込むことで、ENEOSでんきの基本料金相当額が12カ月間割引され、結果として1年間無料となる。
基本料金が1年間無料に!
このキャンペーンは、京セラの「ハウスマイル e」を新規に申し込み、あわせて「ENEOSでんき東京自家消費応援プラン」を利用し、「ENEOS太陽光買取サービス」を契約中または申込中の顧客を対象とする。条件を満たした場合、ENEOSでんきの基本料金相当額が12カ月間割引される。キャンペーン終了日は未定。
ENEOSでんき東京自家消費応援プランの利用が条件となるため、キャンペーン対象エリアは茨城県/栃木県/群馬県/埼玉県/千葉県/東京都/神奈川県/山梨県/静岡県(富士川以東)となる(離島部は除く)。特典の適用には、キャンペーンに関連する蓄電池制御特約(後述)や蓄電池逆潮流特約への同意、指定コードの入力など、所定の条件をすべて満たす必要がある。詳細については、キャンペーン特設サイトを参照のこと。
「HOUSmile_e」は、毎月定額料金を支払うことで、京セラのクレイ型リチウムイオン蓄電システム「Enerezza(エネレッツァ)」を初期費用なしで導入できる蓄電池定額サービス。月額料金は3つのプランから選択でき、契約期間(15年)終了後は蓄電システムが無償で譲渡される。FIT期間の満了を迎えた家庭における自家消費ニーズや、災害時などの停電対策といったレジリエンス需要に対応するサービスとしている。
蓄電池制御特約の提供も開始
また同日より、「ENEOSでんき東京自家消費応援プラン」の付帯特約として「蓄電池制御特約」の提供を開始した。この特約は、太陽光発電による電力を主に自家消費する家庭を対象に、家庭用蓄電池などの分散型電源を遠隔制御することで、電力の安定供給や社会全体のエネルギーコスト削減を目的とするもの。制御には、通信機能を備え、外部制御に対応した京セラの蓄電システム「Enerezza Plus」を活用する。
ENEOS Powerと京セラは、両社のサービスを通じて家庭用蓄電池を活用した需給調整の取り組みを推進し、再生可能エネルギーの有効活用と持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。
編集部メモ
このキャンペーンの名称にある「FIT」とは、太陽光などの再生可能エネルギーで発電された電力を電力会社が国の定める固定価格で買い取ることを保証するFIT期間(固定価格買取制度の適用期間)のこと。FIT期間は、住宅用の10kW未満の出力であれば10年間、産業用の発電であれば20年間。FIT期間が満了すると電力の買い取り価格が大きく低下するため、発電した電力を売電するのではなく、自家消費したり蓄電池を導入して夜間・非常時に利用できるようにしたりといった対応が必要となる(低い買取価格で売電を行う場合もある)。
今回のキャンペーンは、「自家消費では足りない電力のお得な料金での提供」「余剰電力の地域電力会社(東京電力)よりも高額での買い取り」を利用するFIT期間満了後の利用者に「蓄電池の導入」を行いやすくすることで、FIT期間満了によるマイナスの影響を軽減するものとなる。
