
読売ジャイアンツは1日、球春到来を告げる宮崎春季キャンプをスタートさせた。
ひなたサンマリンスタジアム宮崎のグラウンドには、朝の光を浴びながら選手たちが次々と姿を現し、吹奏楽部の生演奏が場内に響き渡った。打ち上げられた花火がキャンプの始まりを告げる合図となり、投手と野手はそれぞれのメニューに取り組み、活気あふれる初日を迎えた。
練習の合間には、 読売巨人軍宮崎協力会会長の清山知憲・宮崎市長らが訪れ、宮崎牛やブランドポークなど地元特産品を阿部慎之助監督に手渡し、選手たちへの応援の気持ちを届けた。20年目のキャンプを迎えた坂本選手も初日から精力的に動き、若手選手の模範として存在感を発揮した。
練習を終えた阿部監督は、武道館副道場で長嶋茂雄終身名誉監督の歩みを伝える追悼展示を見学。新聞記事や写真、背番号「3」のサイン入りユニホームなどゆかりの品々をじっくりと確認しながら、長嶋監督の功績を改めてかみしめる様子が印象的だった。「前進」という言葉が今季のチームスローガンになったことを思い返し、阿部監督は静かに決意を新たに。
報道陣の取材にも応じ、「キャンプ中にもっと多くの人に見てもらい『やっぱりすごかったんだ』と感じていただければうれしい」と述べた。また「前進」という言葉について、「(長嶋さんのスピーチが)自分は引退するがジャイアンツのために前に進むという内容だったので、一部でも(今季の)スローガンにできて良かった」と感慨深げに話した。
場外では、ジャイアンツ・スタジアム・アンバサダーの伊藤るうなさんがMCを務めるファン向けイベントが行われ、大声コンテストやフィジカルチャレンジで会場は熱気に包まれた。宮崎南高校書道部の部員たちは、音楽に合わせて巨大な幕に「目標に向かって突き進もう」と力強く書き上げ、今季のスローガン「前進」を表現。阿部監督も作品を鑑賞し、部員たちと記念撮影に収まった。
キャンプの様子やファンイベントの模様は公式Instagramでも公開されており、選手たちの練習風景や必勝祈願の瞬間をチェックできる。
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