俳優の小雪が、フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)のナレーション収録を担当した。担当したのは、2月1日・8日の2週にわたって放送される「結婚したい彼と彼女の場合~令和の婚活漂流記2026~」。結婚相談所に入会して婚活に奮闘する人々を追った人気シリーズ最新作だ。

毎回、不器用ながら一生懸命婚活に挑む姿が心を打つ同シリーズだが、今回の主人公の一人である男性・久保さん(仮名)を、祈るような気持ちで心配しながら見守った小雪。「一生懸命生きている人が、上手くいくような世の中であってほしい」と強く願った――。

  • 『ザ・ノンフィクション』のナレーションを担当した小雪

    『ザ・ノンフィクション』のナレーションを担当した小雪

倍近い年収の6歳年上女性とマッチング

2023年、婚姻件数が戦後初めて50万組を下回った。物価高による生活費の上昇、そして将来への経済不安…その影響は婚活の現場にも影を落とし、カリスマ婚活アドバイザー・植草美幸さんの結婚相談所では、男性にはこれまで以上に高い年収が求められ、女性にも年収や学歴が重視されるようになっているという。

こうした中、「自分を変えて結婚したい」と強く願い、婚活を始めた男性がいる。介護福祉士の久保さん(31)は、植草さんの指導の下、身だしなみを整え、理想の相手と出会うべく、努力を重ねてきた。しかし、結婚相談所の会員の中では“最も低いレベル”の年収が壁となり、お見合いが成立しない日々が続いていた。

そこで植草さんは、「年収も年齢も上で、久保さんをかわいがってくれる女性の方が、うまくいく可能性が高い」と、久保さんの倍近い年収で、6歳年上の女性とマッチング。初めてのデートに臨むのだが…。

もう一人は、裕福な家庭で育った小百合さん(仮名・35)。相手に求める条件はただ一つ。「子どもが欲しい」。しかし、交際を進める中で、幼い頃から“当たり前”だった生活水準や「子育て」の考え方の違いに直面していく。

  • デートする小百合さん(仮名/左) (C)フジテレビ

    デートする小百合さん(仮名/左) (C)フジテレビ

カリスマ婚活アドバイザーの金言に「なるほど!」

婚活シリーズのナレーション収録は2回目となるが、「原稿を読んでいるだけで、胸が痛いです」という小雪。「日常で“私、婚活頑張ってます”という人に出会えることがない中で、自分の思いとは裏腹にうまく行かないという現実をディープに掘り下げているので、入り込めている感じがすごくて、ずっとソワソワしていました」と振り返る。

それに加え、「女性も男性もキャリアを築く時代になって忙しい上に、若い人たちにとって、結婚ってタイパもコスパも悪くて面倒くさいなんて言われている中で、あそこまで情熱を注げるのは、うらやましくもあります。人間って年齢を重ねていくと、いろんなことを諦めていくじゃないですか。でも、ピュアがゆえに、誰かのために自分を変えたいという思いを諦めない姿を見て、すごいと思います」と称えた。

番組では、カリスマ婚活アドバイザー・植草美幸さんから、たびたび金言が飛び出す。その中でも、相手へのアピールの仕方を「プレゼンだからね。就活と一緒だよ」と伝える場面に、収録中、思わず「なるほど!」と膝をついた小雪。「相談所の会員になった方たちは、人生のスキルが上がると思うんです。婚活だけではなく、人生の教訓を教えてくれそうですよね」と印象を語る。

お見合いから3カ月での成婚を目指すということに驚きながら、「“好き”っていう気持ちが先に出ると、自分の良いところを見せようとする虚栄心が働くけど、婚活はそれを削いでくれる場でもあるんですよね。その上で、生活を共有できる人を探すから、お相手が見つかるのかなと思います」と納得した。