フジテレビの清水賢治社長が30日、記者会見を行い、社長就任からこの1年を振り返った。
同局を巡る一連の問題を受け、昨年1月17日にフジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングス社長に就任した清水社長。ガバナンス改革、コンプライアンス改革について、「私の実感としてもかなり整ってきたかなという感じはいたします」と手応えを語る。
その上で、「2026年に入って、一番取り組まなきゃいけないことは、本来の事業改革に向かわなければいけない。昨年 6月、放送起点ではなく、真のコンテンツカンパニーになるためのコンテンツ起点の会社に生まれ変わりますと申し上げていますが、この路線に則って、今後また新たな施策を打ち出していきたいと思っています」と意気込んだ。
様々な改革を推進する中で、現状の兼務状況は「あまりにも過重労働だと思っております」と本音を吐露しつつも、「今は有事の事態で対応しておりますので、2社の連携を取ること、そして改革のスピードを進めること、トップの意識を隅々までコミットすることを考えますと、しっかりと形ができ上がるまでは、私が兼務しているほうが良いのではないかと思っています」と認識を提示。
いつ兼務を解くかのめどについては、「普通の状況になって、巡航速度になったところで考えられることなのかと思います」と述べた。
