高知県佐川町(さかわちょう)は、豊かな山林と田園が織りなす美しい景色が広がるまち。自然環境を活かした農業を生業としており、米や果樹など多彩な農産物が収穫できます。植物学者・牧野富太郎氏などさまざまな分野の文教人を多く輩出しているのも特徴。
佐川町ではふるさと納税の寄附金を5つの使途に充てており、今回はその中から「学校給食の無償化に関する事業」という取り組みについて、紹介していきます。
安心安全! 地産地消! 佐川町のふるさと納税寄附金の使い道「学校給食の無償化に関する事業」について
・対象年度:令和4年~6年
・対象使途:医療・福祉・子育ての充実
・対象事業:学校給食の無償化に関する事業
・総費用のうち寄附金活用額:約4,400万円
佐川町では、かねてから町立町営の「給食センター」で、学校給食を一括調理し町内の各小中学校(8校)に届けています。“安心安全”“地産地消”の「給食」を、佐川町が責任をもって子どもたちに提供することを目的としているとのこと。
2022年からは「学校給食の無償化に関する事業」として、ふるさと納税を活用することで学校給食の「無償化」を実現。子育て世帯においては経済的な余裕が生まれているとの声が担当者の元に届くそうで、習い事や貯蓄など、子どもの将来への投資にもつながっています。
地産地消の給食が提供できることにより、「食育」や「ふるさと意識の醸成」にも繋がっています。
子どもたちからは「味噌汁がおいしい」「”さかわの地乳(吉本乳業)”が毎日飲めて最高! 」などの声も届いているのだとか。
令和7年11月20日に開催された「ふるさと納税未来創造AWARD」においては、本事業に関する取り組みが高い評価を受け、子どもの学びや成長を支える取り組みをテーマとした部門である「子ども・学び推進賞」を受賞しました。
給食のこだわりについて
給食センターでは、佐川町産の食材を積極的に使用。使用する食材の約20% は佐川町産、約50% は高知県産なのだそう。タケノコ、梨、イチゴなど佐川町の特産品をはじめ、旬の食材を意識的に取り入れているとのこと。また、残食を少なくするため子どもたちにアンケートを実施し、「リクエスト給食」としてメニューに反映しています。
学校給食へ食材を提供している生産者の声
<はちきんの店>
私たちは昭和61年創業の直販所で、地域の新鮮で安全な野菜などを取り扱っています。学校給食には、地域で採れた新鮮な食材を提供してきました。「学校給食を通じた食育」により、子どもたちの食に対する関心を深めていきたいと考えています。未来を担う子どもたちのため、学校給食を支える支援の輪を広げていくために、今後も地域一丸となってがんばっていきます。
<吉本乳業>
私たちは大正5年に創業し、地域の牛乳として「さかわの地乳」を旗印にがんばっています。学校給食には、60年程前から牛乳を提供しています。日々、子どもたちの成長を支える学校給食に牛乳を提供できることは大変うれしいことであり、学校給食を離れても、忘れられない特別な味として地元の人たちの記憶に残る、そんな牛乳であり続けたいと願っています。
自治体からのメッセージ
町立町営で取り組むからこそ、食材費や光熱水費の高騰、人件費の上昇など外的要因によるデメリットを、子どもや保護者に転嫁することなく、良質な学校給食を持続的に提供することができています。今後もふるさと納税を活用することで学校給食の「無償化」を継続しつづけていきたいと考えています。
佐川町のふるさと納税返礼品について
学校給食に提供している事業者による返礼品を紹介します。
吉本牛乳(さかわの地乳)1L×合計6本セット
・提供事業者:有限会社吉本乳業
・内容量:牛乳 1L×合計6本セット
・寄附金額:9,000円
佐川町内にある3軒の酪農家から生産された生乳のみを使用し製造された「吉本牛乳」です。ゆっくりと85度で15分間殺菌しており、生乳本来の風味が味わえます。
【年4回】定期便 はちきんの店 野菜セット 7~10品
・提供事業者:JA高知県佐川支所はちきんの店 佐川店
・内容量:旬の野菜 7~10品×4回
・寄附金額:3万5,000円
年に4回、高知の季節の野菜が届く定期便です。高知特有の野菜が入る時は、はちきんの店で働く人たちの“オススメ調理法”のメモが入るのだそう。
今回は高知県佐川町のふるさと納税寄附金の使い道「学校給食の無償化に関する事業」と、返礼品を紹介しました。佐川産や高知産の旬の野菜や地元の牛乳など、地産地消の安心安全な給食を子どもたちに届ける佐川町。そんな給食の無償化は、経済的にうれしいだけでなく、子どもたちへの未来への投資にもつながります。本取り組みに興味をもった人は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
ライター:マイナビふるさと納税担当者




