ウェイブダッシュが運営する「生活ガイド.com」は1月20日、「使い方が掴めない方言ランキング」を発表した。調査は2025年9月12日~10月31日、10代~80代の男女143名を対象にインターネットで行われた。
山口の方言が1位に
1位となったのは、山口県の方言「じら」だった。山口弁では「わがまま」「駄々」を意味する。「じらをくる」「じらくり」「じらくいむし」など、複数の言い方がある。
これについて、山口県 観光プロモーション推進室の担当者は次のようにコメントしている。
「山口弁の特徴は、受賞コメントでご紹介した『~ちょる』のほか、『~ちゃ』(~だよ)、問いかける際の『~そ?』『~ほ?』(~なの?)など語尾によく表れるほか、『ぶち』(とても)、『わや』(めちゃくちゃ)、『ようけ』(たくさん)など強調する言葉もよく使われます。そのほか、おなじみの『おいでませ』(いらっしゃい)、『幸せます』(嬉しく思います)、福にかけて縁起をかついだ『ふく』(ふぐ)など、幸福感溢れる方言が多いことからも、山口県のおもてなしの心を大事にする県民性がよく表れています」
山口県には、世界が注目した日本三名塔の国宝「瑠璃光寺五重塔」(山口市)、唯一無二の美しさを有する日本三名橋の「錦帯橋」(岩国市)、ユネスコ世界ジオパークの認定が見込まれる「秋吉台」(美祢市)など、世界に誇る名所が県内各所に点在している。
また、三方が海に開かれ、新鮮な海の幸や豊かな山の幸に恵まれた食材の宝庫である点も山口県の特徴だ。2024年には山口県のブランド鶏を使った「長州チキンステーキ」、山口県の海鮮を使った「長州海鮮まぶし」、「長州海鮮うにしゃぶ」、「美酒海鮮瓦焼き」の4つの新しいご当地グルメが誕生した。
「すんくじら」「わにわに」「ちゅんちゅん」の意味は?
2位には鹿児島県の方言「すんくじら」がランクイン。「そげん、すんくじらにおらじ!」と言われると、初めて聞いた人は「なんでくじら?」と戸惑うかもしれないが、鹿児島弁で「すんくじら」は「隅っこ」を意味し、「そんな隅っこにいないで」とと言われていることになる。
3位は山梨県の方言「わにわに」。甲州弁では「ふざけないで・調子に乗らないで」という意味を持つ。アンケート回答者からは「こんなのわかるわけない…」という声も寄せられている。
4位は福井県の方言「ちゅんちゅん」。スズメを連想させる言葉だが、「熱いよ」という意味になる。
5位は長野県の方言「おつかいです」。「誰かに何か頼まれて、買い物にいくのかな?」と思ってしまいそうな言葉だが、信州弁では「こんばんは」という意味で、「今日も一日お疲れさまでした」と「用事で参りました」という両方の意味合いがあるという。



