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長年、侍ジャパンの正捕手格として国際大会を支え、世界一にも貢献してきた捕手がいる。強肩と高い守備力でチームを支えてきた一方、指揮官交代後は代表から声がかからない状況が続いている。豊富な実績を誇るベテランは、第6回WBCで再び必要とされる存在なのか。[1/6ページ]
代表の要だった名捕手が直面する転機
甲斐拓也
・投打:右投右打
・身長/体重:170cm/87kg
・生年月日:1992年11月5日(33歳)
・経歴:楊志館高
・ドラフト:2010年育成選手ドラフト6位(ソフトバンク)
・2025年成績:68試合出場、打率.260(223打数58安打)、4本塁打、20打点、3盗塁
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2018年から侍ジャパンの常連となっていた甲斐拓也。だが、前回のWBC以降は代表に呼ばれていない。
2010年育成選手ドラフト6位で福岡ソフトバンクホークスに入団すると、高卒3年目のオフに支配下契約を奪取。
2017年に正捕手に定着すると、2024年までに3度のベストナイン、7度のゴールデングラブ賞に輝くなど、球界屈指の捕手へと成長を遂げた。
2024年オフには国内FA権を行使。読売ジャイアンツに移籍した。
2025年はシーズン途中に長期離脱を強いられたが、68試合の出場で打率.260、4本塁打、20打点と一定の成績をおさめた。
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侍ジャパンでは2019年のプレミア12、2021年の東京五輪、2023年のWBCに招集。正捕手格を担うなど、欠かせない存在となった。
しかし、井端弘和監督就任後は、代表から声はかかっていない。第6回WBCでは坂本誠志郎(阪神)、若月健矢(オリックス)、岸田行倫(巨人)らが正捕手を争うこととなりそうだ。
走攻守すべてで球界トップクラスの評価を受け、不動のレギュラーとして活躍を続けてきた外野手がいる。毎年安定した成績を残しながらも、国際大会との縁は驚くほど少ない。国内では欠かせない存在である一方、代表選考では常に激しい競争にさらされてきた。[2/6ページ]
国内無双でも届かない代表の壁
近本光司
[caption id="attachment_213743" align="aligncenter" width="530"] 阪神タイガースの近本光司(写真:産経新聞社)[/caption]
・投打:左投左打
・身長/体重:171cm/70kg
・生年月日:1994年11月9日(31歳)
・経歴:社高 - 関西学院大 - 大阪ガス
・ドラフト:2018年ドラフト1位(阪神)
・2025年成績:140試合出場、打率.279(573打数160安打)、3本塁打、34打点、32盗塁
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プロ入りから走攻守で圧倒的な実績を残している近本光司。意外にも侍ジャパンに名を連ねたのは、2022年の強化試合に限られている。
大阪ガスから2018年ドラフト1位で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーからレギュラーに定着し、打率.271、9本塁打、42打点、36盗塁の活躍で盗塁王に輝いた。
2021年には打率.313、178安打、10本塁打、50打点、24盗塁と圧巻の数字を残し、最多安打のタイトルを獲得。
その後も不動の「1番・中堅」として君臨。安定したパフォーマンスを発揮している。
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2025年も140試合出場で打率.279、3本塁打、34打点、32盗塁の好成績をマーク。5年連続となるベストナインとゴールデングラブ賞のW受賞を果たした。
一方、前回大会ではラーズ・ヌートバー(カージナルス)が招集されたこともあり、代表選考から漏れた。球界屈指の外野手だが、国際大会とはほとんど縁がない選手でもある。
近年、圧倒的な成績でタイトルを総なめにし、球界屈指の先発投手へと成長を遂げた存在がいる。完成度の高い投球で国内では無双状態にありながら、侍ジャパントップチームへの招集経験はない。実績十分の右腕が国際舞台で評価されない理由とは何なのか。[3/6ページ]
タイトルホルダーでも呼ばれない
村上頌樹
・投打:右投左打
・身長/体重:175cm/83kg
・生年月日:1998年6月25日(27歳)
・経歴:智弁学園高 - 東洋大
・ドラフト:2020年ドラフト5位(阪神)
・2025年成績:26試合登板(175回1/3)、14勝4敗、144奪三振、防御率2.10
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2025年には投手3冠に輝くなど、球界屈指の先発投手として名を上げている村上頌樹。意外にも侍ジャパントップチームへの選出経験がない。
東洋大から2020年ドラフト5位で阪神タイガースに入団。プロ3年目の2023年に先発ローテーションへ定着した。
同年は22試合の登板で10勝6敗、防御率1.75の活躍で最優秀防御率を獲得。さらには新人王、最優秀選手を受賞するなど、大躍進のシーズンを過ごした。
さらに、2025年は26試合(175回1/3)を投げ、14勝4敗、3完封、144奪三振、防御率2.10と圧巻の成績をマーク。投手3冠(勝利・勝率・奪三振)と多くのタイトルを手にした。
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近年、指折りの実績を残している選手だが、井端ジャパンでは強化試合を含め、未選出となっている。
真っスラ気味の独特なストレートが特長だが、平均球速は140キロ台中盤にとどまっており、国際大会では速球派の投手が重宝される傾向にありそうだ。
圧倒的なスピードで試合の流れを一瞬で変え、代走や守備でも存在感を放つ野手がいる。前回の国際大会では重要な役割を担ったが、新体制発足以降は代表から遠ざかっている。盗塁王を争う走力と実績を持つ男は、第6回WBCで再び必要とされるのだろうか。[4/6ページ]
切り札の存在が再び求められる時
周東佑京
・投打:右投左打
・身長/体重:180cm/71kg
・生年月日:1996年2月10日(29歳)
・経歴:東京農大二高 - 東京農業大北海道オホーツク
・ドラフト:2017年育成選手ドラフト2位(ソフトバンク)
・2025年成績:96試合出場、打率.286(384打数110安打)、3本塁打、36打点、35盗塁
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前回大会では代走の切り札としてメンバー入りした周東佑京。だが、井端弘和監督が就任した2023年11月以降は、一度も代表に招集されていない。
東京農業大北海道オホーツクから2017年育成選手ドラフト2位で福岡ソフトバンクホークスに入団。プロ2年目の2019年に支配下契約を勝ち取った。
同年は代走や守備固めの役割で出番を増やし、翌2020年には盗塁王(50個)に輝いた。
2024年は外野の一角を担い、打率.269、2本塁打、26打点、41盗塁の活躍でベストナイン、ゴールデングラブ賞などを戴冠。
2025年は度重なる故障で96試合の出場に終わったが、打率.286、3本塁打、36打点、35盗塁の好成績をマーク。3年連続となる盗塁王を受賞した。
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第5回WBC以降は侍ジャパンに呼ばれていないが、2年連続で日本シリーズに出場していることから、例年11月に行われる国際試合に選出しづらい背景もあった。
今大会では正中堅手の筆頭候補と目されており、招集を期待する声も多く挙がっている。
安定感のある投球で長年ローテーションを支え、数々のタイトルも手にしてきた左腕がいる。大きな故障を乗り越えた後も高水準の成績を維持しているが、侍ジャパントップチームにはなかなか縁がない。国内屈指の左投手に、ようやくチャンスは巡ってくるのか。[5/6ページ]
実績十分でも届かない代表入り
東克樹
・投打:左投左打
・身長/体重:170cm/80kg
・生年月日:1995年11月29日(30歳)
・経歴:愛工大名電高 - 立命館大
・ドラフト:2017年ドラフト1位(DeNA)
・2025年成績:24試合登板(160回1/3)、14勝8敗、123奪三振、防御率2.19
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数々のタイトルを手にするも、長らく侍ジャパントップチームに縁がないのが、東克樹だ。
立命館大時代には、大学日本代表に選出された実績を持つ東。世代屈指のサウスポーと高い評価を得て、2017年ドラフト1位で横浜DeNAベイスターズに入団した。
ルーキーイヤーから先発ローテーションに定着すると、11勝5敗、防御率2.45の活躍で新人王を受賞。
同年オフに開催された「2018日米野球」でも侍ジャパン入りを果たしたが、左肘の炎症の影響を受け、無念の出場辞退となった。
さらに、2020年2月に左肘側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を実施するなど、その後は苦しいシーズンが続いた。
それでも、2023年は24試合の登板で16勝3敗、勝率.842、防御率1.98と圧巻の成績を残し、投手2冠(勝利、勝率)を獲得。
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2025年は24試合(160回1/3)を投げ、14勝8敗、防御率2.19をマーク。最多勝のタイトルに輝いた。
NPBの左腕の中でもトップクラスの実績を残しているが、侍ジャパンでは宮城大弥(オリックス)、隅田知一郎(西武)などが招集されており、チャンスが巡ってこない状況だ。
日本球界を代表する長距離砲として一時代を築き、国際大会で世界一も経験したスラッガーがいる。勝負強さと破壊力は健在ながら、新体制では代表から声がかかっていない。実績十分の強打者は、第6回WBCで再び大舞台に立つことができるのだろうか。[6/6ページ]
世界一を知る主砲の現在地
山川穂高
・投打:右投右打
・身長/体重:177cm/114kg
・生年月日:1991年11月23日(34歳)
・経歴:中部商 - 富士大
・ドラフト:2013年ドラフト2位(西武)
・2025年成績:130試合出場、打率.226(443打数100安打)、23本塁打、62打点
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第5回WBCでは侍ジャパン入りし、世界一の一員となった山川穂高も、井端ジャパンでは一度も選出されていない選手の1人だ。
富士大から2013年ドラフト2位で埼玉西武ライオンズに入団。プロ3年目の2016年に一軍で頭角を現すと、2018年には自己最多の47本塁打を放ち、本塁打王を獲得した。
2022年には129試合出場、打率.266、41本塁打、90打点の活躍で自身3度目の本塁打王に輝き、第5回WBCで侍ジャパン入り。
同大会では代打を主戦場としながらも2打点を記録し、世界一達成に貢献した。
2023年オフには国内FA権を行使し、福岡ソフトバンクホークスに加入。移籍初年度に打撃2冠(本塁打・打点)を戴冠。
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しかし、2025年は打撃不振に陥り、130試合の出場で打率.226、23本塁打、62打点と成績を落とした。
井端弘和監督就任以降は侍ジャパンに招集されておらず、第6回WBCでは招集外となる可能性が高そうだ。
【了】