ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGEの長谷川慎が地上波連続ドラマ初の単独主演を務める『顔のない患者-救うか、裁くか-』(1月8日スタート カンテレ:毎週木曜24:15~・初回のみ24:30~、フジテレビ:同24:45~・初回のみ25:00~/カンテレ第1話放送直後からFOD先行配信)。最愛の妻の命と顔の潰れた患者の命を天秤にかける究極の選択を描くノンストップ・ヒューマンサスペンスだ。

外科医・都築亮を演じる長谷川に、役作りから撮影現場の裏側、さらには2025年の自身の振り返りと今年の展望まで語ってもらった。

  • THE RAMPAGEの長谷川慎 撮影:泉山美代子

    THE RAMPAGEの長谷川慎 撮影:泉山美代子

「その患者を殺さなければ、お前の妻を殺す」

外科医として働く都築亮(長谷川)。ある夜、突然最愛の妻を誘拐されると、妻の代わりに目の前に現れたのは、顔面を潰された身元不明の患者だった。そして、「その患者を殺さなければ、お前の妻を殺す」と、正体不明の誘拐犯から脅迫される。さらに、顔のない患者が逃走中の凶悪殺人犯である疑いが浮上。 妻の命と、見知らぬ犯罪者の命。突如として“命の天秤”を突きつけられた外科医・都築は、タイムリミット、誘拐犯の思惑、警察からの追及の中で極限まで追い込まれていく――。

主人公の都築亮が勤務する白都総合病院の院長の息子・夏井冬馬役を井上想良、看護師の泉みなみ役を樋口日奈、看護師長の坂口麻子を遊井亮子、ムードメーカー的看護師・萩田太朗役を曽田陵介が演じるほか、主人公・都築に疑いの目を向ける長野県警本部の管理官・高槙倫を梅舟惟永、長野警察署の留置管理課・鷲尾和臣を飯田基祐が好演。また、突如誘拐される都築の最愛の妻・都築美保役を、さかたりさ。3年前の爆破事件の犯人・朝比奈伊織役を、高橋侃が務める。物語を取り巻く人物たちが、都築の運命を大きく揺さぶる。

「ダンス以外の武器を身につけたい」と芝居に挑戦

まずは、地上波連続ドラマ初の主演が決定した際の心境について長谷川はこう語る。

「普段、僕はアーティスト(THE RAMPAGE)としてグループ活動をしていますが、『ダンス以外の武器を身につけたい』との思いから、お芝居にも挑戦してきました。これまで舞台の主演やドラマのダブル主演など、少しずつ経験を積むなかで、まだ達成できていなかった“初単独主演”作として本作に出会えたことは、とてもうれしく、さらに大きな目標を思い描くきっかけにもなり、ありがたい気持ちでいっぱいでした」

『顔のない患者』という、“そのものズバリ”でありながらも不穏さが立ち上ってくるタイトルであることから、「ちょっと不気味な感じもするし、『いったいどんなお話なんだろう…?』と、台本を読む前からすでにこの世界に引き込まれ、『うわ、これからどうなるんだ!?』と、毎話、毎話、続きが気になって仕方なかったです(笑)」と、印象を率直に語ってくれた長谷川。“いち読者”として楽しんで読み進めながらも、役作りの過程においては想像力を最大限に引き出す必要があった。

「人の命に直面する重いテーマがベースにある作品なのですが、監督から具体的な“役づくりの材料”をたくさん与えていただいたので、撮影に入る前はそういった資料をひたすら見ました。つらい映像も多かったのですが、実際に自分が体験できない分、映像を見て感じた気持ちを大事にしながらお芝居に落とし込んでいった感じです。台本を読んだだけではよく分からなかったものの、現場に立ってみたら自然と出てくる芝居も結構あったりして…。演じながら、僕自身のなかに徐々に“都築亮”という役が形作られていくような感覚がありました」

長谷川いわく、都築亮は「仕事熱心で、患者さんからも愛される“ザ・いい人”」。一方で、「自分で決断を下すことが苦手で、その優柔不断さが様々な出来事を引き起こしてしまうんです」とのことだ。