ドバイ経済観光庁が、ドバイ・チョコレートに次ぐ注目スイーツや年末年始のイベントなど、ドバイの最新情報を紹介している。
市内各地のホテルで最先端の「非接触チェックイン・システム」導入
ドバイ経済観光庁(DET)はこのほど、市内のホテルおよびホリデーホームを対象に、一度の事前登録だけで以降の滞在時にフロント手続きを省略できる非接触チェックイン・システムの導入を開始したことを発表した。本システムは、到着前にスマートフォンから本人確認書類と生体情報を登録することで、チェックインを事前に完了できる最先端システムである。
登録データは本人確認書類の有効期限まで安全に保持され、次回以降の滞在は顔認証などの簡易手続きのみでチェックインが可能となる。訪問者の約4分の1をリピーターが占めるドバイにおいて、より快適で効率的に滞在できる。
また、本システムは既存のホテルアプリやウェブプラットフォームへ統合できる設計となっており、今後はレンタカーなど他の観光サービスへの展開も予定されている。
新たなビーチクラブが続々誕生
魅力あふれるビーチシーンで人気のドバイでは、市内では新たなビーチクラブが続々と登場し、グルメ、音楽、リラクゼーションを一度に楽しめる新たなレジャー拠点として話題を集めている。冬の寒さが厳しい日本とは対照的に、年間を通して温暖な気候のドバイでは、冬でもビーチリゾートを満喫できるのが魅力だ。今回は、今注目の最新ビーチクラブ情報をピックアップして紹介する。
2025年9月、アトランティス・ザ・パームは新たなラグジュアリー・ビーチクラブ「カサブランカ・ビーチクラブ」をオープンした。洗練された特注家具に彩られた空間には、2つのプールやプライベートカバナが並び、食事は寿司やシーフードタワーなどを楽しむことができる。利用料金は、1名あたり平日AED250~(約10,600円)、週末AED350~(約14,900円)で、いずれも飲食代に充てられるクレジットを含んでいる。営業時間は毎日10:00~20:00、21歳以上を対象としている。
同じく9月にオープンした「ミレオ・ザ・パーム」は、パーム・ジュメイラのウェストビーチに誕生した、ドバイ初の「ライフスタイル・ビーチリゾートハウス」として注目を集めている。デラックススタジオから2ベッドルームのアパートメントスイートまで、全176室の客室とスイートを備え、多くの客室にはパーム・ジュメイラやドバイ・マリーナを望む専用バルコニーが設けられている。館内には複数のダイニング会場に加え、ウェルネス施設、キッズクラブ、そしてルーフトップ・インフィニティプールが揃っている。
ドバイのオールインクルーシブ・リゾート情報
ドバイには、好みや予算に合わせて選べるオールインクルーシブ・ホテルやリゾートが数多く揃っている。ダイニング、アクティビティ、ラグジュアリーな施設を心ゆくまで満喫できる。
美しいアラビア湾を望むドバイ・アイランズにある、ファミリー向けのオール・インクルーシブ・リゾート「センタラ・ミラージュ・ビーチリゾート・ドバイ」。本格的なウォーターパークには、ラグーンプール、流れるプール、キッズエリア、各種ウォータースライダーが揃い、家族みんなで一日中楽しめる。
さらに、プライベートビーチへの直接アクセス、スパ、フィットネスセンター、7つのレストランを含む充実した施設も魅力。バナナボートなどのマリンアクティビティ、キッズクラブ、屋外プレイグラウンド、ゲームが楽しめるeゾーンも完備している。アジアンからアルゼンチン料理まで味わえるレストランに加え、予算に合わせてオール・インクルーシブおよびプレミアム・オール・インクルーシブプランも用意されている。
ドバイ砂漠保護区内に佇むエコラグジュアリーなオール・インクルーシブ・リゾート「アル・マハ」では、ベドウィンの伝統を感じさせる静寂のオアシスで、全42棟のヴィラには専用プールが備わり、レストラン、スパ、フィットネスセンター、屋外プールなど充実した施設を完備している。
夕日を眺めながら堪能するキャメルライド、アラビアンオリックスやガゼル観察、砂丘での食事など、ここならではのアクティビティも豊富。フルボードプランには、宿泊、朝食・昼食・夕食に加え、砂漠でのアクティビティを2つ選べる特典が含まれている。
冬のドバイを盛り上げるイベント
冬のドバイは、街全体が華やかなイベントで盛り上がる人気のシーズン。今回はクリスマス・マーケットから大型ショッピングフェスティバル、年越しの花火など魅力的なイベント、そして大人気の大型ランニングイベント「ドバイ・ラン」の結果、そして12月にオープンしたサステナビリティを学べる施設に関する情報を紹介する。
クリスマス・マーケットを今年も開催
ドバイの人気クリスマス・マーケット 「マディナ・ジュメイラ・フェスティブマーケット」 が、今年も 12月31日まで開催される。入場無料の会場では、約11mのクリスマスツリーがそびえ立ち、季節限定のフードスタンドや家族向けアクティビティが集結。ライブバンドによる生演奏とともに会場はクリスマス一色に染まる。
地元ブランドのポップアップショップでのショッピングを楽しめるほか、サンタと一緒にアブラ船に乗る特別クルーズや、子どもたちに人気のメリーゴーランド、ジンジャーブレッドハウスや季節のクラフトなど、見どころも満載。子供から大人まで、誰もが楽しめるイベントとなっている。
ショッピング・フェスティバルや大晦日の花火も
このほか、年末年始のドバイでは、ドバイ・ショッピング・フェスティバル(DSF)や大晦日の花火イベントが街全体を盛り上げる。
2026年1月11日まで開催されるドバイ・ショッピング・フェスティバルでは、ドバイ全域のモールでの大規模セールをはじめ、豪華賞品が当たる抽選会やファミリー向けエンターテインメントなど、多彩な企画が訪れる人々を魅了する。
また、大晦日には世界一高い超高層ビル「バージュ・カリファ」を中心に、花火やライトが融合した壮大なショーが夜空を彩り、ビーチでのフェスティブディナーなど、街中で多彩なカウントダウンイベントが開催される。なお、花火の模様は毎年ライブ中継されている。詳しくは「EMAAR NYE2026」公式サイトで確認を。
ドバイ・ランに30万人以上が参加
2025年11月23日に開催された世界最大級のフリー・ラン 「ドバイ・ラン(Dubai Run)」 には、史上最多となる30万7千人以上が参加し、イベントは大きな盛り上がりを見せた。シェイク・ザイード・ロードをはじめとする主要道路にランナーが集結し、ドバイのランドマークや街並みを眺めながら走る特別な体験を楽しんだ。
12月オープンの最新スポット
2025年12月11日、マディナ・ジュメイラ内にサステナビリティについて学べる最新施設「ジュメイラ・エコ・ビレッジ(Jumeirah Eco Village)」 がオープンした。環境保護や生物多様性、持続可能な食の生産など、同ブランドが推進する取り組みを没入型の展示などを通して体験できる施設で、サステナブルな未来への理解を深めることができる。
このほか、2004年以降に2,320匹以上のウミガメの救護を支援してきたドバイ・タートル・リハビリテーション・プロジェクト(DTRP)や、珊瑚の育成・移植を行うコーラルリストレーションプログラムなど、ジュメイラが継続して取り組む海洋保全活動も紹介。さらに、プラスチックを新たな製品へと再生するワークショップも体験でき、楽しく学べるサステナビリティ拠点として注目を集めている。
ドバイ・チョコレートに続くスイーツを紹介
ドバイのデザート文化は、伝統的なエミラティスイーツからドバイ・チョコレートに代表されるバイラル系スイーツまで幅広く進化を続けている。
エミラティの代表的なスイーツ「ルゲイマート(Luqaimat)」は、外はカリッと、中はふんわりと仕上げた揚げ団子に、デーツシロップをたっぷりと絡め、仕上げに白ごまを振った素朴で温かみのある一品。本場の味を試すなら、ドバイ・フェスティバルシティにある「アル・ファナール・レストラン&カフェ(Al Fanar Restaurant & Cafe)」がおすすめだという。昔のドバイを再現した店内で、出来立てのルゲイマートをはじめ、チェバブ(ターメリックとカルダモンを使ったエミラティ風パンケーキ) やバラリート(甘い細麺と卵を組み合わせた伝統的な朝食料理) など、エミラティの家庭料理を気軽に楽しむことができる。
ダウンタウン・ドバイのドバイ・モールで今も行列が絶えない人気店 「クレイ・バイ・カラック・ハウス(Klay by Karak House)」 では、看板メニューの「パラタ・バン」と濃厚なカラックティー(チャイ)を組み合わせて味わうスタイルが流行している。パラタはインド発祥の平焼きパンで、外はカリッと香ばしく、中はもっちりした食感が特徴。同店ではこのパラタをスイーツとしてアレンジし、ピスタチオのクナーファを使用するなど、ストリートスナックとパティスリーが融合したフュージョンスイーツとして提供している。ユニークな味わいに加え、写真映えする一品としても評判を集めている。
※本記事に記載している価格はすべて、2025年12月10日時点の為替レート(1ディルハム=42.64円)を基に算出している。








