プラネットはこのほど、ヘアカラーに関する意識調査の結果を発表した。2025年10月22日~10月23日、4,000人を対象にインターネットで行われた。

アンチエイジング、気にしている?

「若々しい見た目を保つためやアンチエイジングのために、気をつかっていること」を尋ねたところ、「白髪染め」と答えた人は27.9%だった。2019年の同様の質問では「白髪染め」をしていると答えた人が24.4%だったので、増加している。また、前回調査では「服装」が18.6%だったのに対し、今回は30.9%と大きく伸びている。さらに、「特にない(または、やめた)」と回答した人は前回の46.8%から39.0%に減少していることから、全体的に意識が向上しているのかもしれない。

  • あなたは、若々しい見た目を保つためやアンチエイジングのために、気をつかっていることがありますか

    あなたは、若々しい見た目を保つためやアンチエイジングのために、気をつかっていることがありますか

白髪の量はどれくらい?

白髪があるか、ある場合、その割合がどのくらいかを聞くと、「ほとんど、あるいはまったくない」という人が31.0%、「ほとんど、あるいは全部白髪」は7.4%、「7割くらいが白髪」が10.6%、「半分以上が白髪」が11.4%、「半分未満が白髪」が12.7%、「3割くらいが白髪」が27.0%だった。

「ほとんど、あるいはまったくない」と回答した人を性年代別で見ると、20代では男性が74.3%、女性が88.8%だった。40代では男性が51.2%、女性が48.2%、70以上では男性は10.6%、女性は4.6%まで割合が下がる。

  • あなたは白髪がありますか。最も近いものを教えてください。※毛染めしている人は、染める前の地毛に関してお答えください

    あなたは白髪がありますか。最も近いものを教えてください。※毛染めしている人は、染める前の地毛に関してお答えください

見た目やファッションに気を遣っていない人も白髪を染めている

白髪が「ほとんど、あるいはまったくない」と回答した人以外を対象に、白髪を染めているかを聞いた。

最も割合が高かったのが、「白髪染めせずに自然にまかせている」(48.4%)、次が「黒・ブラウン系に染めている」(42.8%)だったが、性別や年齢によって対処は大きく異なるようだ。

「白髪染めせずに自然にまかせている」と回答した人を見ると、男性は女性と比べて、どの年代でも割合が高くなっている。逆に、「黒・ブラウン系に染めている」という人は、女性がすべての年代で男性を上回っている。

  • あなたは自分の白髪をどうしていますか

    あなたは自分の白髪をどうしていますか

今回の調査では、見た目やファッションにどのくらい気を使っているかも聞いている。ファッションの気遣い度別に、白髪の対処を見てみると、気遣い度が高いほど、何らかの色に染めている割合が高く、気遣い度が低いほど「白髪染めせずに自然にまかせている」人の割合が高くなっている。

とはいえ、見た目やファッションに「まったく気を使っていない」という人でも、そのうち2割の人は、何らかの色に染めている。

  • あなたは普段から自分の見た目やファッションに気をつかっていますか

    あなたは普段から自分の見た目やファッションに気をつかっていますか

  • 白髪の対処をファッションの気遣い別に表示

    白髪の対処をファッションの気遣い別に表示

白髪染めをしない理由は?

白髪があるものの、白髪染めをしていない人に、染めない理由、やめた理由を聞いた。

最も割合が高かったのは「年齢相応でいいと思うようになったから」(30.1%)だった。割合が高い順に「自然な髪が好きだから」(26.3%)、「染めていないほうがいいと自分で感じたから」(15.9%)、「続けるのにお金がかかるから」(13.8%)、「続けるのが面倒になったから」(12.5%)、「年齢的に黒髪では不自然だから」(10.5%)と続く。

「定年退職など、人目を気にしなくてよくなったのを機に」(6.1%)や、「染めていないほうがいいと周りに言われたから」(2.3%)などは割合が低く、白髪染めをするかしないかは、他人からの視線より、自意識のほうが大きく影響していそうだ。

  • 白髪染めをしない理由、または白髪染めをやめたきっかけを教えてください

    白髪染めをしない理由、または白髪染めをやめたきっかけを教えてください

髪を染めて「自分に自信が持てるようになった」の声

髪を染めている(白髪染め以外の染髪を含む)人を対象に、髪を染めて良かったことを複数回答可で聞いたところ、最も割合が高かったのは「自分に自信が持てるようになった」(34.2%)だった。

図表7では、項目ごとに男女それぞれで、最も割合が高い世代を赤字にしている。男性・30代では、髪を染めている人は少ないが(母数71のうち14人)、多くの項目で男性・30代の割合が高くなっている。あまり染めている人がいないなかで、思い切って染めたからこそ、満足度が高くなっているのかもしれない。

気になるのが、「家族に褒められた」「パートナーに褒められた」の割合に男女で違いがあること。男性のほうが「褒められた」と回答している割合が高いが、ひょっとすると、女性のほうが気がついて褒めることが多く、逆に女性のほうが褒められる機会が少ないのかもしれない。

  • 髪を染めて良かったことがあれば教えてください

    髪を染めて良かったことがあれば教えてください

また、見た目やファッションの気遣い度別に回答を見てみると、ほとんどの項目で、気を遣っている人ほど、割合が高くなっていることがわかる。見た目やファッションに気を遣っているからこそ、ちょっとでも良いことがあったら、よりポジティブに感じるのかもしれない。

  • 「髪を染めて良かったことがあれば教えてください」への回答上位8項目をファッション気遣い度別に表示

    「髪を染めて良かったことがあれば教えてください」への回答上位8項目をファッション気遣い度別に表示

自分で染めるか、お店で染めてもらうか

髪を染めている人に、どのように染めているのかを聞くと、最も割合が高かったのは「市販品を利用して、自分で染める」(44.0%)だった。特に男性は60.6%で、ほかの項目と比べると断トツだった。

女性の場合、「市販品を利用して、自分で染める」(38.9%)より、「美容室・サロンで染めてもらう」(39.3%)がわずかに高くなっている。白髪染めをしていない理由、染めない理由で「続けるのにお金がかかるから」と回答した男女は男性が15.7%、女性は31.8%と、大きな差がついていたが、美容室やサロンの利用率が高いからこそ、この差が生まれたのかもしれない。

  • あなたは髪をどのように染めていますか。最も近いものを教えてください

    あなたは髪をどのように染めていますか。最も近いものを教えてください

染めるor染めない理由は人それぞれ

髪を染めている理由、染めていない理由や、染めている人への印象を自由回答聞いた。

同じ年配女性でも、考え方はさまざま

・「70歳を超えてからは自然体の髪で良いと思うようになり、白髪染めをやめた。髪の傷みもなくなりました」(女性・70代以上)
・「白髪のままの人を見ると、きちんとしていない感じがするので自分ではコマメに染めるようにしている」(女性・60代)
・「もう少し白髪が多ければグレイヘアなども考えるが、今は中途半端なので黒に染めている。白髪がほとんどになったらグレイヘアもいいかな、と思っている」(女性・60代)
・「自分では黒髪よりカラーした方が似合っていると思う。 毎月染めるから費用的にはしんどいが必要経費だと思っている」(女性・60代)
・「頭頂部に白髪が見えてくると気持ちが萎える。美容院で染めてもらうとテンションが上がり、外出も気が弾みます。1.5ヶ月に一度くらい染めていますが、夫が生前、私の頭頂部が白くなってくると『白いよ』と言って私の頭をグリグリしていたのを思い出します」(女性・70代以上)

若い女性は染める? 染めない?

・「カラーを繰り返したことで枝毛や切れ毛が増え、ロングヘアのためか、上下で色斑も出て、不清潔な印象になってしまった。暗く戻した際に、周りの評判も良かったので、髪を染めるのをやめた」(女性・20代)
・「黒髪でいるなら今がチャンスだと思い黒髪です。白髪染めが大変になったら金髪にでもしようかと思います」(女性・30代)
・「インナーカラーをやってみたかったがケアが大変と聞き、ずっと手を出せずにいた。最近、美容院を切り替えたところ、エクステをやってもらい、インナーカラーが楽しめるようになった。髪も傷みにくくなり、良い」(女性・20代)

男性は女性と考え方が違う?

・「私は自然のままでよいと思って染めていないが、染める人は自分の考えでやっていることなので構わないと思う。年齢に合わない黒髪の人もいるけれど、本人が満足しているならいいのではないか」(男性・60代)
・「以前散髪屋さんで、白髪を染めたいと申し出たら、『髪質的に髪が傷みやすいのでやめた方が良い』といわれてやめた。染めてみたいような染めたくないような。自由に髪に変化をつけられる人が少しうらやましいです」(男性・50代)
・「長年白髪染めをしている母が60歳になったので『そろそろ白髪染めをやめてもいいのではないか』と言ったが、まだ抵抗があるようで聞き入れてくれない」(男性・20代)