フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、大阪・西成で命の叫びを響かせるジャズシンガー・坂田佳子(52)を追った「生きる歌2 ~帰ってきた三角公園の歌姫~ 後編」を、14日に放送する。

  • (左から)仁美さん、坂田佳子

    (左から)仁美さん、坂田佳子

日雇い労働者の街として知られる大阪・西成の通称「三角公園」で“魂の歌”を響かせてきた坂田佳子。一度は背を向けていたが、この地に帰ってきた。

酒に溺れ、仕事も人間関係も失いかけた時、この場所だけは彼女を見放さなかった。久しぶりの景色に涙ぐみながら歌い出すと、かつてのファンや懐かしい仲間たちが次々と集まってくる。どんな姿でもありのまま受け入れてくれる「三角公園」は、彼女にとって“原点”と言える大切な場所だ。

そんな坂田の歌声を、生きる支えにしてきた女性がいる。末期がんと闘う仁美さん(57)だ。「余命宣告」を受けてから「やりたいことノート」を作り、坂田の故郷・福井のひまわり畑を訪れ、海外旅行にも出掛けた。しかし、病状は悪化し、横になることすらつらい状態が続き、外出することさえ難しくなっていた。それでも坂田の歌を聴くと、表情は輝き、その歌声が生きる力となっていた。

そんな仁美さんが、体力を振り絞り、初めて三角公園に姿を見せた。車椅子で現れた彼女を見つけると、坂田は2人が初めて出会った時に歌った曲を心を込めて届ける。「一緒にひまわりを見に行こう」…その約束に、仁美さんは「希望が持てます」と静かに微笑んでうなずいた。

だが、それから1カ月後「仁美さんの容体が急変した」と連絡が入る。坂田は泣きながら彼女の自宅へ急ぐのだが…。

ナレーションは、きゃりーぱみゅぱみゅが担当する。

(C)フジテレビ