近年、海外旅行の選択肢が広がり、韓国や台湾など気軽に行ける渡航先が人気を集める。一方で、長年「定番」として選ばれてきたハワイは以前より存在感が薄れつつあり、若い世代では意外と訪れたことがない人も多いという。こうした状況を踏まえ、あらためて"今"ハワイに行く理由や若い世代だからこそ見つけられるハワイの新しい魅力を考えるため、「ハワイアイデアコンテスト」が開催された。
同コンテストでは、ジェーシービー(JCB)、日本航空(JAL)、JTBの3社主催で、学生の創造力を起点に"旅行先にハワイを選びたくなるアイデア"を募った。12月4日に都内で開催された最終審査会の様子を紹介する。
当日は、開会に先立ち主催3社がイベントへの想いを述べた。JCBは「若い世代の創造力を生かし、新たなハワイの魅力を共に見つけたい」と、JALは「1954年に初めて国際線を就航した特別な地・ハワイへの感謝を胸に、若い世代が『ハワイに行きたい』と思うきっかけを生み出したい」とコメント。
また、JTBは「多くの世代に愛されてきたハワイの魅力を学生ならではの視点で再発見し、次の時代につながる"新しいハワイの楽しみ方"を共に創造したい」と語った。
審査員には、松丸亮吾氏となごみ氏が登場
最終審査会の審査員には、謎解きの仕掛け人としてさまざまなメディアで活躍する松丸亮吾氏と、モデルやSNSでの活動を通じてZ世代から絶大な支持を受けるなごみ氏が参加。
松丸氏は「1,000以上の応募から残った自分たちのアイデアがいかに素晴らしいか自覚して、胸を張ってほしい」と学生たちにエールを送った。
全国から選ばれた学生6チームが「ハワイをもっと身近に感じてもらうための旅」をテーマに、自由な発想と情熱を込めたプレゼンテーションを披露。中には、ハワイ現地の文化体験や社会課題を絡めた企画など、学生ならではの柔軟な着眼点が光る提案も多く、審査員席からは驚きと感嘆の声が上がる場面も。
なごみ氏は「若い世代の方々が感性で生み出すハワイの魅力は本当に幅広いなと感じました。等身大の視点から考えられることってこんなにたくさんあるんだなと新しい発見がありました」と語り、学生たちの想いを称えた。
優勝は幼馴染ペア「Team Campus Mile」
そんな中、見事優勝に輝いたのは、小学生時代からの仲だという2人組の「Team Campus Mile」。同チームはハワイの文化や自然を若者のライフスタイルと掛け合わせ、思わず行きたくなる新しい旅の形を提案した。
現地のリアルな魅力をSNS発信や体験型企画で伝えるという発想が評価され、審査員からは「卒業旅行という大事な思い出となるものを、経験や体験で更に特別なものにするというコンセプトがよかった」「体験したことを拡散していくという視点に感銘を受けた」「日本の日常生活の中で、社会貢献活動を通じてハワイを想起させる点も優れていた」などの声が上がった。
同チームには、賞金100万円とハワイ旅行、そしてJCB・JAL・JTBの3社とともにハワイツアーを共同企画する権利が贈られた。これを受けてメンバーは「まさかすぎて緊張しています。一緒にハワイに行って楽しんできます」と優勝への喜びや、「自分がそうだったように、誰かに対して海外旅行を前向きに捉えるきっかけをつくりたい」と今後への想いを語った。
松丸氏となごみ氏が「ハワイ旅アイデア」を熱くプレゼン
特別企画として、審査員の松丸氏となごみ氏が学生に負けじと自らのハワイ旅アイデアをプレゼン。
松丸氏は、謎解きをしながら観光スポットを巡る「ハワイに埋めた埋蔵金を探せ! 謎解き宝探しツアー」を提案した。
「今行けば、こんなに面白いことをやっているらしいという話題性を作りたい」「ハワイへの理解が深まれば深まるほど、正解に近づくものにしたい」と、松丸氏らしいアイデアとそれに込めた想いをプレゼンした。
なごみ氏は、"食べる幸せ"をテーマに、食でハワイの文化と人の温かさを感じる旅として「『Hawaii Food Trip』〜"おいしい"で笑顔になる旅〜」をプレゼン。
「『ハワイでしか味わえない味』があるのではないかと思っています」「食を通じて五感を楽しむ旅を提案したかったです」と語った。
切り口次第でさまざまな楽しみ方ができるハワイ旅。ぜひ、学生や松丸氏、なごみ氏のアイデアを参考に自分らしいハワイ旅を見つけてみてはいかがだろうか。






