
日本野球機構(NPB)は9日、「第4回現役ドラフト制度」を開催する。本稿では、来季上位進出を狙う中日ドラゴンズの現役ドラフト候補を分析していく。
中日は今ドラフトで、上位3名を有望即戦力投手で固めた。優勝、Aクラスを見据えていく中で、投手陣のテコ入れと精鋭化を優先課題として認識しているのだろう。
その点を踏まえ、チームの戦力を俯瞰し、他球団の垂涎の的となりそうな選手を候補として挙げていきたい。今回の記事では、鵜飼航丞外野手、尾田剛樹外野手、根尾昂投手の3名を候補として挙げたい。
鵜飼は大卒4年目。圧倒的なパワーが武器の右の大砲だ。プロ1年目に一軍で59試合出場、4本塁打を記録したが、2年目以降は不本意なシーズンを過ごしている。
中日は今季、上林誠知選手の活躍などで外野陣レギュラー格の固定化が見えてきた。加えて鵜飼と同期入団のブライト健太が控え、今秋のドラフト会議では同じ右打ちの強打者・花田旭を指名している。鵜飼のパワーを是非、他球団で発揮させたい。
尾田は育成出身の25歳。プロ1年目の昨季に支配下となり、代走や守備固めを中心に一軍で65試合に出場した。しかし今季は主に二軍での出場となり、一軍出場28試合で5盗塁を記録したが無安打に終わってしまった。
二軍では89試合出場で打率.308、25盗塁の好成績をマーク。9月9日の福岡ソフトバンクホークスとの二軍戦では、6打数6安打という離れ業も披露した。更なる飛躍に期待するチームの出現に期待し、候補としたい。
最後は根尾だ。球団のスター候補生として大阪桐蔭高から入団し、7年が経った。内野手としてプロ入り後、外野転向を経て高卒4年目の2022年に投手にスイッチ。その後も先発からリリーフへと、様々な変遷を重ねてきた。
今季は二軍では42試合に中継ぎ登板し、防御率2.68と一定の成績は残している。だが、持っている走攻守の潜在能力はこの限りでないはずだ。現役ドラフトによる過去の成功例に、「甲子園のスター」も続いてほしい。
中日には潜在能力を秘めた野手が多く、今回は野手中心の人選となった。来季に向けての選択に、注目が集まる。
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