俳優の横浜流星が主演を務める大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)も、いよいよ残すところ3回。江戸のメディア王にまで成り上がった“蔦重”こと蔦屋重三郎を横浜がエネルギッシュに演じてきた。人を惹きつける魅力や演技の振れ幅、所作の美しさ――制作統括の藤並英樹チーフ・プロデューサーが横浜の才能を絶賛している。
江戸時代中期の吉原を舞台に、東洲斎写楽、喜多川歌麿らを世に送り出し、江戸のメディア王にまで成り上がった“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波乱万丈の生涯を描く本作。
藤並氏は「横浜さんは、人を惹きつける魅力がすごくある方で、映画の主演もたくさんされていますが、人を引き込む力がすごいなと思っています。映画『国宝』も吉沢(亮)さんと横浜さんのお二人の力で牽引されていると思いますし、横浜さんは陽の部分と陰の部分を演じるのが上手で、その振れ幅や演技の繊細さが素敵だなと。もちろん男前ですし、皆さん惹きつけられるのだと思います」と横浜の魅力を語る。
そして、所作の美しさも横浜の魅力だという。
「立ち座りとか、姿勢を含めてとてもきれいで素敵ですよね。横浜さんは空手をやっていらっしゃったということもあり、腰が落ちていて安定していて。『巌流島』という舞台を拝見したときに、所作がきれいだなと思ったんです。『国宝』でも所作の稽古をたくさんされたみたいで、それもあって、さらにきれいになられている気がします」
蔦重の年齢や立場の変化とともに、横浜の美しい所作がより際立つように。
「蔦重が吉原にいた頃はあまり所作は強調せずにやられていましたが、大店の主人になってから所作がとてもきれいになって、そこで年齢や立場の変化をつけてくださっているのかなと思います」
どんな状況もエンタメの力で乗り越えようと奮闘してきた蔦重。藤並氏は、蔦重を通してエンタメの力を伝えたいと考えている。
「(脚本の)森下(佳子)さんや横浜さんとも話しましたが、コロナ禍にエンタメは不要不急なのかという話が出ましたが、やはり世の中にとって必要だと思うんです。世の中が倹約とか自粛の社会になっても、人の心を豊かにするエンタメは欠かせないものであると、僕らは信じたいですし、信じてもらいたいので、その力を信じている蔦重の姿を皆さんに見ていただけたらと思います」と述べ、「エンタメの力で世の中を変えていこうという蔦重に最後まで注目していただけたら」と語っていた。
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