JR東海は、在来線の運行情報提供に用いるシステムを更新し、同社公式ウェブサイトや駅改札の液晶モニター(情報ボード)で提供する内容を拡充すると発表した。利用者から要望の多かった、列車ごとの停車駅や所定運転時刻などの情報を確認できるようになる。
システム更新による情報提供の拡大は2026年3月7日4時からの予定。これにより、従来からウェブサイトで提供していた列車ごとの行先・列車種別・遅れ時分の情報に加え、列車ごとの停車駅と所定運転時刻の情報を新たに提供できるようになる。
各駅の時刻表についても、通常時の時刻情報のみの掲載から、臨時列車の掲載や急な運休列車の削除など、当日分における最新の運行計画を反映する仕様へ変更する。
運転見合わせ時の情報発信も強化。これまで列車の遅れや運休などが発生した際、復旧状況および現地画像といった情報をSNSで発信するケースが多かったが、今後はウェブサイトの運行情報ページでも同じ内容を発信し、複数の手段で現地状況を確認できるようにする。
駅改札に設置されている情報ボードでも情報提供を拡充する。運転を見合わせた際、ウェブサイトと同様に復旧状況を画像付きで発信し、リアルタイムで現場の様子を把握できるようにする。あわせて発車標が設置されていなかった東海道本線・武豊線・御殿場線の11駅について、これまで列車走行位置のみ表示していた情報ボードに「先発・次発・次次発」の情報と遅れ時分の表示を追加し、発車標と同程度の情報を確認できるようにする。
JR東海グループ共通ポイントアプリ「TOKAI STATION POINT(トスポ)」とも連携。運転見合わせや運行計画などの情報をアプリのプッシュ通知でタイムリーに受け取れるようにする。遅延証明書も利便性を向上させ、これまで発行可能となるまで時間を要していたウェブサイトでの発行について、今後はリアルタイムに発行する仕様に変更。PDF形式でダウンロードできるようにする。これにともない、駅での紙の遅延証明書配布は2026年3月31日で終了する。
