AI.netはこのほど、Contemporary Amperex Technology Co., Limited(CATL社)と、総供給契約規模1GWhの蓄電システム「TenerFlex」の供給契約を締結した事を発表した。

「TenerFlex」は、CATL社の最新鋭技術を結集した、総容量705.536kWhの定置用蓄電池システム。第5世代液冷システムによる優れた熱管理機能と、65dBの低騒音設計の両立で、高い安全性と長期にわたる安定稼働を実現する。

総供給契約規模1GWhのうち、初期開発分として2MW/8MWh規模、特別高圧の系統用蓄電所向けに順次供給していく。主に北関東エリアに集中的に投入されるとのこと。

「ラブバッテリー」をブランド名に、地域電力系統の安定化と災害時のレジリエンス強化(強靭化)に貢献していく。

今回の契約で、AI.netでは地域の安定供給への貢献として、将来的な電力の需給調整を行うアグリゲーター(調整力提供事業者)登録の準備をしている。