浦和大学とイオンリテールは10月18日、イオンモール浦和美園を主な拠点とした地域活性化および教育研究の推進を目的に、産学連携・協力に関する協定を締結した。

  • 浦和大学とイオンリテールとの産学連携協定 締結式

    浦和大学とイオンリテールとの産学連携協定 締結式

同協定は、浦和大学の「知」と「人材」、イオンリテールの「地域との接点」を融合し、学生の実践的な学びと地域社会の発展を同時に実現する新たな枠組みとなる。

イオンモール浦和美園は、浦和大学から近く、学生にとっても身近な場所である事から拠点として採用し、"生きた教材"として活用する。

こども学部の学生による親子向けワークショップの企画・運営や、社会学部の学生による地域住民の消費動向・ウェルビーイング調査など、授業で得た知識を実社会で試し、深化させる機会を得る事で、課題発見力や企画力、コミュニケーション能力など、社会で即戦力となる力を養う事を目指す。

さらに、多世代が集う場の特性を活かし、総合福祉学科の学生と教員による高齢者向け健康体操教室の開催や、全学生参加による地域文化振興イベントの企画など、浦和大学の専門性を地域に還元する活動も行うとのこと。

また、防災・減災体制の強化への取り組みとして、大規模災害時にイオンモール浦和美園を一時避難場所とする協力や、合同防災訓練の実施も検討している。