京王電鉄は、新型通勤車両2000系のプレス向け取材会を10月27日に実施した。当日はゲストとして、3児の母でもあるタレントの藤本美貴さんが登壇。新型車両への感想や、「子育て世代の電車あるある」について語った。
藤本さんは、京王線の車両にも用いられるピンクのカラーを取り入れたさわやかな装いで会場に登場。実際に新型車両を見た印象を聞かれ、「電車の正面の“顔”でいいんですかね? 笑っているようなデザインで、すごく可愛いなと思いました。色合いも落ち着いていて、安心して乗ることができそうです。落ち着ける空間だなと思いました」と笑顔を見せた。さらに、「優しい色合いだったり、スペースの使い方に細かいこだわりを感じました。本当にコンセプトにぴったりな車両だと思いました」と印象を述べた。
2000系の特徴でもある5号車の大型フリースペース「ひだまりスペース」については、「電車ではベビーカーを畳まなきゃいけないのかなと思いますが、堂々と、畳まずに乗れそうなくらいスペースが広く、いろんな方が気持ちよく使えそうですね。車いすの方もそうですが、多様な人が安心して使えるスペースができあがったと感じます」とコメントした。
イベントでは、子育て世代のリアルな悩みをテーマにした「電車あるある」トークも。藤本さんは、赤ちゃんを連れて電車に乗るときの苦労について、「つい周りの目を気にして、ベビーカーを畳んで、子どもを抱っこして乗りがち。おむつや着替え、ミルクや離乳食など色んなものを詰め込んだマザーズバッグを持っている(ので)、もう下手な筋トレより全然辛い」と実体験を語る。「『ベビーカーに子どもが乗ってないんだったら畳めよ』みたいな声もあると思うのですが、荷物を乗せるためにも使っています。子どもがいるとどうしても荷物も多くなってしまうので、ぜひ優しくしてもらいたいと思いますね」と率直に話した上で、「ひだまりスペースではベビーカーを心置きなく広げられるのが嬉しいですね」と笑顔を見せた。
「乗り合わせている方から冷たい目で見られているように感じる」という「子育てあるある」については、「わたしはハートが強いので、お構いなく乗っているタイプです(笑)。でも、気持ちはわかります。『混んでる時間帯に乗るなよ』とも言われますが、その時間に乗らなきゃいけない理由があるので……」と苦笑しつつも、リアルな思いを明かした。
「駅や車内での子どもの様子にほっこりする」という「あるある」についても触れ、「ずっと話しかけてくれるおばあちゃんとか、大学生くらいの子とか、一緒に乗り合わせている方の優しさに触れる機会は多いです。階段でベビーカーを持ちながら困っていると声をかけてくれる方も多くて。優しい人がたくさんいるというのを駅で感じることも多いですね」と語り、会場を温かな空気に包んだ。
最後に藤本さんは、「私は本当に2000系に感動しています。いろんな世代のいろんな方々に寄り添って車両を作ってくれて、子育て世代としても嬉しい限りです。来年1月31日から、皆さんぜひ乗りに行ってみてください」と呼びかけた。京王電鉄の新型通勤車両2000系は、2026年1月31日から京王線内で運転を開始する予定となっている。








