![[連載]SUPER FILM presents|F1 Rd.16 Italia GP](index_images/index.jpg)
「美しく儚い」を作画テーマとするRyoma Kashiwagi | SUPER FILM が切り取るモータースポーツの一瞬を、連載でお届けする。
05 - 07 Sep 2025
Autodromo Nazionale di Monza - Monza
Circuit length : 5.793 km / 53 Laps
Race distance : 307.029 km
Lap record : Lando Norris / 2025
金曜日走行初日、FP1とはいえフェラーリの1-2にティフォシたちの熱狂は加速する。
ルイス・ハミルトンの叩く1:20.117秒に対し、コンマ169秒差でシャルル・ルクレールが続く。フェラーリは毎年の恒例と化したモンツァでの特別なリバリーとして、今年は312TのモチーフをSF-25に施した。ニキ・ラウダのタイトル獲得50周年を記念したものだ。
彼らのマシンは結局、予選4番手10番手に沈んだもののその鮮やかな赤と白のマシンはモンツァのまだ暑い陽を浴びてレースはスタートする。レッドブルのマックス・フェルスタッペンは鋭い加速を見せるもマクラーレンのランド・ノリスも負けておらず1コーナーで横並びに。そしてシケイン状のこのコーナーで行き場を失ったフェルスタッペンはショートカット。他、ザウバーのガブリエル・ボルトレートとレッドブルの角田裕毅も同様にショートカットを余儀なくされる。レズモまでに高速での激しい攻防が見られたファーストラップだったが、全車1コーナー通過の順位でほぼ変わらず。
しかしながら2周目に入るホームストレートでフェルスタッペンは無線で指示を受けノリスにポジションを譲る。スタート時のカットによるペナルティを受けないための処置だ。ここで一瞬上位4台が再び団子状態になる。1コーナーの侵入でマクラーレンのオスカー・ピアストリは前ふたりの隙を突こうとするも逆にルクレールの先行を許し4位に落ちてしまう。
ファステストでプッシュしながら走っていたトップのノリスであったが、4周目の1コーナーでフェルスタッペンにアウト側から被せられるようにオーバーテイクされてしまう。これはノリスが不甲斐ないというよりはフェルスタッペンの技巧が光る攻勢であった。正に王者たる無欠の所業。その後はピアストリが順位を回復させた以外に大きな変動がないままレースは進む。
25周目、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソがサスペンションを壊しピットへ、そのままリタイアとなる。28周目ルクレールと4位争いをしていたメルセデスのジョージ・ラッセルがタイヤ交換。この後、各車が続き上位勢はこの日最初で最後のピットストップを行う。
トップを快走するフェルスタッペンがハードタイヤに換えたのは38周目。その後41周目にウィリアムズのカルロス・サインツとハースのオリバー・ベアマンが攻防の最中に接触、幸い当該区間はイエローフラッグで収められる。マクラーレンの2台がピットに戻ったのは46~47周目で3位のピアストリから。ピアストリはフェルスタッペンには届かないが、僚友ノリスから順位を奪うには充分な速さを発揮した。しかし彼のスピードは残り4ラップを残したところでチームオーダーにより削り取られてしまう。
優勝はフェルスタッペン。圧倒的な速さと強さで勝ち獲ったポディウムとなった。メルセデスの新人は地元イタリアでは出入りの多いレースに。キミ・アントネッリはスタート直後に順位を落としたが、最終的に8位でフィニッシュ。レース中盤でのマネージメントは素晴らしかった。
<Starting Grid>
<Result>
a Ryoma Kashiwagi film | 2025
RED KOMODO X | LEICA Apo-Summicron M50mm, Elmarit M90mm
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