
千葉ロッテマリーンズは7日、荻野貴司が今季限りで退団することを発表した。
荻野は2009年ドラフトで1位指名を受け、トヨタ自動車からロッテに入団。
プロ1年目から自慢の俊足を武器に一軍に帯同。ルーキーイヤーに僅か46試合の出場で25盗塁(盗塁死3)を決め、その圧倒的な走力は球界に衝撃を与えた。
キャリアを通じて膝を中心に故障に悩まされたが、30代を過ぎてから潜在能力が更に開花した。
プロ入り10年目の2019年に初の規定打席に達すると、ゴールデングラブ賞とベストナインをいずれも初受賞。
2021年は143試合に出場し、169安打で最多安打のタイトルを獲得。さらに24盗塁でプロ野球史上最年長(36歳)での盗塁王にも輝いた。
故障を重ねながらも技術を積み上げ続け、プロ入り以来12年連続で2桁盗塁をマーク。今季は一軍出場こそないものの、ファームで34試合に出場して打率.317を記録し、健在をアピールしていた。
球団は功労者に対しコーチ就任の打診を行うなど交渉を重ねたが、荻野の現役続行の意思を尊重し、退団の運びとなった。
ロッテ一筋16年。通算1143安打、打率.283、260盗塁と堂々たる成績を残した。
荻野のコメントは下記の通り。
「今シーズンをもちましてマリーンズのユニフォームを脱ぐこととなりました。入団から16年間、応援していただいたファンの皆様、そして、ここまでサポートし続けて下さったスタッフ、関係者の方々、心より感謝申し上げます。今後のことはまだ分かりませんが、またグラウンドで元気にプレーをしている姿を皆様にお見せできることを願っています。16年間、本当にありがとうございました!」
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