東京臨海高速鉄道は、りんかい線の新型車両「71-000形」(ななまんいっせんがた)の営業運転開始に合わせ、10月1日に東京テレポート駅で出発式を開催した。初運行を見届けようと集まった利用者や関係者の前でテープカットを行い、華々しいデビューを飾った。

  • りんかい線の新型車両71-000形の出発式が開催された

    りんかい線の新型車両71-000形の出発式が開催された

式典の挨拶で、代表取締役社長の西倉鉄也氏は新型車両について、「まさに、新たなステージを象徴するものになると考えております」とコメント。「安全性や安定性、快適性、バリアフリー、セキュリティの全てにおいて、現在の車両を大きく上回る性能の実現を目指しました。例えば、衝撃による変形を起こしにくい車体構造による安全性の強化、二重に装備した主要機器による安定性の向上、防犯カメラや非常通報装置の増設よるセキュリティ強化など、現代の多様なニーズに即した機能をもたせております」と紹介した。

続けて「照明の工夫、座席の改良などによって快適性を高めているほか、車イスやベビーカーを利用される方のためのフリースペースの増設など、バリアフリーの推進にも力を入れております」と説明。りんかい線が走る臨海地域は新アリーナや新ランドマークの整備でますます発展していくエリアであり、「この地域を支える公共交通機関として、当社は、新型車両の導入はもとより、さらなる安全・安定輸送の確保、安心のご提供、お客様サービスの向上を図り、その重要な使命を果たしていく所存です」とのことだった。

  • 出発式に先立ち、テープカットを実施

    出発式に先立ち、テープカットを実施

  • 手を振って71-000形を見送る駅長と「りんかる」

    手を振って71-000形を見送る駅長と「りんかる」

  • 開業以来初めての新型車両となる71-000形

    開業以来初めての新型車両となる71-000形

テープカットでは西倉社長と役員ら4人が登壇したほか、りんかい線キャラクター「りんかる」も駆けつけた。式典の後、ホームへ移動して出発式を実施。歴史的瞬間をひと目見ようと、多くの鉄道ファンが来場したという。ホーム先頭に敷かれたレッドカーペットに飯島康之管理駅長と「りんかる」が並び、集まったこどもたちに手を振って応えた。

新型車両71-000形が姿を現すと、大きな拍手と歓声がわき起こった。ドアが開くと鉄道ファンらが次々に乗車。飯島駅長と「りんかる」が車両を背景に敬礼し、メディアのカメラに応じた。その後、警笛が盛大に鳴らされ、飯島駅長とりんかるが手を振って見送る中、71-000形は大勢の人々に見守られながらホームを離れた。