元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で22日に公開された動画に出演。巨人・田中将大と中日・大野雄大の“違い”を分析した。
「マー君もそれができるんだよ」
この動画では、田中が日米通算200勝を目指して先発登板した、21日の中日戦についてトーク。田中は5失点と試合をつくれなかった。
高木氏が田中の現状について解説するなか、森藤恵美が「対照的だったのが、(田中選手と)同い年の大野雄大投手が、初回はああいう(先制される)形になりましたが、2失点で切り抜けて、そこからすごくいいピッチングで。今シーズンすごくいいピッチングをしてるじゃないですか。投げてる球もすごくて、(同い年の二人の)そこは何が違うんですか?」と質問。
これに高木氏は、「大野雄大は2年間のブランクがあって、ちょっと(身体を)休ませたことも良かったんだろうけど」と前置きしながら、「だけどやっぱり、全体的にコントロールが違うよ。外に落とすシンカーとかフォークなんか、あれは打てないよ。打ったってどうにもならないようなボールが来る」と回答する。
その上で、田中について、「だから、マー君もそれができるんだよ。できるけど……アメリカで身についたものっていうのが、なかなか取り除けないんだろうな。甘め、甘めで打たせていくんだよ。それがヒット、ヒットになる」と分析。
さらに、「アメリカにいる頃は力があったから、そのボールでも凡打になったと思うけど、同じ考えだと、ただ甘いボールになるだけだから」と続け、「そういう意味では、もう一度考え方を直して、四隅の出し入れだとか。それもできると思うんだよね。力っていうより、やっぱりコントロールだよ」と持論を述べていた。
【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。
