時代劇専門チャンネルを運営する日本映画放送とJ:COMは6日、藤沢周平の傑作小説を北大路欣也主演で映像化した『三屋清左衛門残日録』シリーズの最新第9作を制作することを発表した。今冬に日本映画+時代劇4Kで放送予定で、J:COM STREAMでも同時配信する。また、時代劇専門チャンネルでは来春放送予定となっている。

  • 北大路欣也

『三屋清左衛門残日録』シリーズは、前藩主用人の職を退き隠居した三屋清左衛門(北大路)の第二の人生を、身の回りに起こる様々な出来事とともに描いた作品。2016年の第1作から8作品にわたって続く人気オリジナル時代劇シリーズだ。

第5作からは日本映画放送とJ:COMでタッグを組んで制作。今年2月には、J:COM加入者向けの初のファンミーティングを開催した。

北大路は、今作で演じる清左衛門を自身の理想であり憧れの人物と語り、本シリーズは北大路の代表作の一つに。第9作も、清左衛門を支える心優しい、息子の妻役・優香、清左衛門を慕う小料理屋「涌井」の女将役・麻生祐未、そして、気の置けない親友役・伊東四朗らおなじみのキャスト陣が引き続き出演して、物語に深みを与える。

第9作は、三屋清左衛門が、つましく生きる若い夫婦に起こる悲劇と、町奉行を務める親友の佐伯熊太(伊東)が旧友の突然の死に向き合う姿が描かれる。2つの出来事の背後に藩が関わるある共通点が浮かび上がる中、たどり着いた真相とは…。社会で理不尽な苦しみを背負う者たちに、清左衛門があたたかな眼差しを向け静かに手を差し伸べる、藤沢周平作品ならではの人間味と重厚感のあるエンタテインメントになっている。

そして、シリーズ初となるエキストラ募集を実施。J:COM加入者4人限定で、撮影は9月に東映京都撮影所で予定している。

■北大路欣也 コメント

最新第9作では、ある悲劇的な出来事の裏で進行する陰謀と、その真相にたどり着くため奔走する清左衛門の姿が描かれます。苦しみを抱える友との絆や、家族への切実な想いなど、まさに現代を生きる私たちにも通じるテーマが込められた物語になっています。
また昨今、時代劇が国内外において、さらに光があたり、温かい愛情に支えられていることを大変嬉しく思っております。そんな中、『三屋清左衛門残日録』は9作目を迎えることができました。改めて、共演者、スタッフの方々、そして視聴者の皆さまに、心より感謝申し上げます。新たなキャストとともに紡ぐ『三屋清左衛門残日録』を、ぜひ、ご期待ください。

■『三屋清左衛門残日録』最新第9作・作品概要

原作:藤沢周平『三屋清左衛門残日録』(文春文庫刊)
「切腹」新潮文庫『龍を見た男』所収 /「木綿触れ」新潮文庫『闇の穴』所収
出演:北大路欣也
優香 松田悟志 小林綾子 金田明夫 麻生祐未 伊東四朗 ほか
監督:山下智彦  脚本:いずみ玲  音楽:栗山和樹
製作:宮川朋之(日本映画放送) 岩木陽一(J:COM)
エグゼクティブ・プロデューサー:秋永全徳(日本映画放送) 塚田英明(東映)
プロデューサー:槌谷英孝(日本映画放送) 荒瀬佳孝(日本映画放送)
井元隆佑(東映) 百瀬龍介(東映)
制作:日本映画放送 東映
「三屋清左衛門残日録」第9作パートナーズ:日本映画放送 J:COM BSフジ
放送情報:「日本映画+時代劇 4K」ほかで今後放送予定