土と水で作る“泥だんご”。子どもの頃に夢中になって作った思い出がある方も多いのではないでしょうか。そんな素朴な遊びのはずの泥だんごが、今とんでもない進化を遂げているようです。
泥だんごに『鉛筆の芯』を振りかけたら…
ほぼ鏡🪞。磨きを極め過ぎて泥だんごの向こう側へ行ってます。🥴
(@MPgybuHx96dPQqLより引用)
ポストの主は「noriko世界泥だんご協会 会長(@MPgybuHx96dPQqL)」さん。
ご自身で作った泥だんごに“鉛筆の芯(グラファイト)”をふりかけて磨いたところ……なんと、自分の姿がくっきり映るほどの輝きを放つ泥だんごが誕生! もはや“鏡”じゃん!! こ、これはスゴすぎる……!!
「磨きを極めすぎて泥だんごの向こう側へ行ってます」と語ったnorikoさんの言葉どおり、その輝きはもはやアートの領域。圧巻の完成度に「これ本当に泥だんごなの!?」と目を奪われてしまいますよね!
この投稿は大きな反響を呼び、1.1万件のリポスト、11万件のいいねを獲得(7月18日時点)。「本当に向こう側ですね これはすばらしい もう工芸品です!」「すごすぎる...きれい....」「魔法省から問い合わせ来そう」「うそやろ…これが泥団子…?? すげぇ……」「これ水晶だろ!!」など、数々のコメントも寄せられました。
投稿主さんに聞いてみた
多くの感動を呼んだこの泥だんごについて、投稿主のnorikoさんに詳しいお話をお聞きしました。
── 改めて、どうやってこのような泥だんごを作ったんですか?
私の住むオランダの地域では粘土質な土がなく、そもそもオランダは勝手に草花や土を持ち帰ることが禁止されているんです。日本では普通の土で泥だんごを作ってましたが、それは叶わないので、粘土や砂を買って作り始めました。
作り方ですが、【1】粘土、砂、水をよく混ぜよく練り丸くして転がします。中に砂が入っているので砂の重みで転がしているとギュッと引き締まり固く固まります。【2】翌日丸く角張った口のガラスで荒磨きをします。【3】粘土パウダーをふりかけてまた水で濡らし、カップで磨きます(表面に粘土だけの層を作ります)。【4】よく磨いたら完成です。
カラーリングは雲母石という鉱物の粉で色付けしています。最後の方の工程でふりかけて表面にカップで磨き込むと色がつきます。
── 普段、泥だんごでどのような活動をされているのかお聞かせいただけますか?
YouTubeやInstagramを通し、粘土質の土が手に入りにくい人でも作れる泥だんごの作り方を教えています。
また、オランダではワークショップをしたり、泥だんごの作品を売ったり、キット販売などもしています。
ちなみに、今のところ日本では一個も売れてません! (笑)。全部英語で発信しているので、フォロワーはほぼ海外の人です。毎日のようにDMやコメントで、疑問質問、リクエストなどを様々な言語でもらいます。
このグラファイトを使う案もYouTubeのフォロワーさんからのものです。今まで、黒炭、枯れ葉オレンジの皮、抹茶、ターメリックなどを試しています。
そして今月から「世界泥だんご協会」の立ち上げをしようといろいろ動いてます。今、世界7カ国の人がコアメンバーとして集まっています。彼らは現在それぞれの国で泥だんごワークショップをして教える活動をしているメンバーです。
さらに、オランダでNPO団体として登録しようとしていて、非営利団体として泥だんごを世界に広める活動をしていきます。今後は世界的なイベントを開催したり、研究などをしていく予定です。
日本発祥の泥だんごが世界で大人気になるように、応援してもらえたらうれしいです!
日本の文化である泥だんごが、こうして世界へ羽ばたいているのは本当に素敵なこと。norikoさんの活動、心から応援したくなりますね♪
泥だんごに『鉛筆の芯』を振りかけたら…
— noriko🇳🇱世界泥だんご協会🌏会長 (@MPgybuHx96dPQqL) June 27, 2025
ほぼ鏡🪞。磨きを極め過ぎて泥だんごの向こう側へ行ってます。🥴 pic.twitter.com/KtizdfPBMW
