テレビプロデューサーの佐久間宣行氏が16日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』に出演。46年前の豪華パーソナリティ陣に驚く場面があった。

  • 佐久間宣行氏

40年後も語り継がれるラインナップ

1967年にスタートし、これまでさまざまなパーソナリティが担当してきた『オールナイトニッポン』。リスナーから、1979年下半期のパーソナリティが、中島みゆき、所ジョージ、タモリ、桑田佳祐、長渕剛、笑福亭鶴光だったと伝えられると、佐久間プロデューサーは、「うわっ! エグっ!」とビックリ。「40数年前でも、全員第一線ってこと? すごくない?」と感嘆しながら、「40年後も語られるラインナップってすごいよね。40年後に語られてほしい……。俺そのとき89歳ですけど(笑)」とジョーク交じりに語った。

さらに、1979年当時、中島、所、タモリ、桑田、長渕は、デビューから5年経っていなかったそうで、「じゃあ、本当に若手。すごいね、これ」と驚がく。「俺はヘコまないけど。裏方だから」と前置きしながら、「この話聞いて、ヘコむ人たくさんいるんだろうな(笑)。芸能人で。30歳過ぎて悩んでる場合じゃないって話だよね」と吐露。「しかも、全員1部でしょ? 5年目で……。速度で言うと、はんにゃぐらいでしょ? 四千頭身もやってるか」と考え込みながら、「やっぱ芸能界が厳しくなったんだろうなぁ」と思わずつぶやいていた。

【編集部MEMO】
佐久間宣行氏がパーソナリティを務める『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』は、2019年4月にスタート。前月に行われた発表会見では、「この年になって、夢がかなうことがあるんだなと。中学時代から聴いていた『オールナイトニッポン』にまさか43歳でオファーがあるなんて」と驚き、就職活動でニッポン放送に落ちたことに触れながら、「『オールナイトニッポン』のディレクターをやりたかったんです。でも、まさか演者として出るとは」と話していた。