巨人入りしていたら…?ジャイアンツがドラフト1位指名もくじを外した選手6…

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 プロ野球のドラフト会議の1巡目指名では、指名が重複した場合は抽選により当選した球団が交渉権を獲得できる入札抽選制度が採用されている。チーム、指名選手共にこのくじによって運命が決まると言っても過言ではないだろう。そこで今回は、読売ジャイアンツが交渉権を得られなかった選手をピックアップした。(今季成績は7月18日時点)

佐藤輝明

・投打:右投左打

・身長/体重:187cm/95kg

・生年月日:1999年3月13日

・経歴:仁川学院高 - 近畿大

・ドラフト:2020年ドラフト1位

 

 今季は本塁打王に向けてリーグ独走状態となっている阪神タイガースの佐藤輝明。読売ジャイアンツからもドラフト1位指名を受けた選手だ。

 

 近畿大では関西学生野球リーグの通算本塁打記録を更新するなど屈指の長打力を発揮。2020年ドラフトで4球団競合の末、阪神タイガースへの入団が決まった。

 

 

 プロ1年目の2021年には126試合に出場すると、新人左打者として最多本塁打記録を更新する24本塁打を記録。

 

 翌2022年は全143試合に出場すると、20本塁打をマーク。2023年には132試合の出場で24本塁打を記録するなど持ち前の長打力を存分に発揮した。

 

 その一方で、確実性に課題があり、2023年からは不振で度々二軍降格も経験。昨季も不振に陥る時期があり、プロ入り後最小の120試合出場、16本塁打に終わった。

 

 それでも、今季は開幕から好調な打撃を披露し、交流戦終了時点で両リーグトップの19本塁打を記録。交流戦での本塁打王にも輝いた。

 

 この調子でシーズンを駆け抜けられれば、自身初となる本塁打王のタイトル、チームのリーグ優勝も十分に考えられるだろう。

村上宗隆

・投打:右投左打

・身長/体重:188cm/97kg

・生年月日:2000年2月2日

・経歴:九州学院高

・ドラフト:2017年ドラフト1位

 

 2022年に史上最年長で三冠王に輝いた村上宗隆。読売ジャイアンツでは王貞治以来、三冠王は誕生していない。

 

 九州学院高から2017年ドラフト1位で東京ヤクルトスワローズに入団。高卒1年目にしてファームで好成績を収め、シーズン後半に一軍初昇格を果たすと、プロ初本塁打をマーク。

 

 

 翌年に開幕スタメンを勝ち取ると、143試合に出場し、36本塁打、96打点と高卒2年目で主軸打者に成長。2020年からは4番打者に定着した。

 

 そして2022年、141試合に出場すると、打率.318、56本塁打、134打点と圧巻の成績を収め、NPB史上最年少で三冠王に輝いた。

 

 その後も主軸として存在感を発揮。昨季は全143試合の出場で33本塁打、86打点を記録し本塁打王、打点王の2冠に輝くと、同年オフに2026年からのメジャー挑戦を表明した。

 

 NPB最後のシーズンとして臨んだ今季だったが、3月に上半身のコンディション不良で開幕二軍スタートに。4月に今季初出場も、同日の試合で故障が再発。現在はリハビリに励んでいる。

 

 球団は変わらず今オフのメジャー移籍を容認する構えとしているが、今後の村上の動向に注目が集まっている。

清宮幸太郎

・投打:右投左打

・身長/体重:184cm/95kg

・生年月日:1999年5月25日

・経歴:早稲田実

・ドラフト:2017年ドラフト1位

 

 覚醒の兆しを見せつつある清宮幸太郎。読売ジャイアンツも1位指名したが、北海道日本ハムファイターズが交渉権を引き当てた。

 

 早稲田実では、当時の最多記録となる高校通算111本塁打を記録するなど、高校生屈指のスラッガーとしてプロ注目の存在に。2017年ドラフトでは7球団競合の末、日本ハムへ入団した。

 

 

 高卒1年目から一軍で53試合に出場し、打率.200、7本塁打、18打点を記録。大器の片鱗を示したが、その後は故障や打撃不振に悩まされるシーズンが続いた。

 

 それでも、2022年には129試合に出場し、自身初の規定打席に到達。打率.219と確実性に課題を残すも、18本塁打、55打点と長打力を発揮した。

 

 昨季は故障で開幕に出遅れたが、後半に調子を上げ89試合に出場。規定打席未到達も打率.300、15本塁打、51打点の成績をマーク。

 

 今季はここまで一定の成績を収め、交流戦では打率3割を超えるなど打撃の状態は上昇傾向に。ここから継続して結果を残し、更なるステップアップを期待したい。

田中正義

・投打:右投右打

・身長/体重:188cm/96kg

・生年月日:1994年7月19日

・経歴:創価高 - 創価大

・ドラフト:2016年ドラフト1位

 

 現在は北海道日本ハムファイターズで守護神を務めている田中正義。ドラフトでは読売ジャイアンツを含む5球団から1位指名を受けた。

 

 創価大ではノーヒットノーランを達成するなど、大学屈指の先発投手として注目。2016年ドラフト会議で5球団競合の末、福岡ソフトバンクホークスへ入団した。

 

 

 プロ入り後は故障に悩まされ、ルーキーイヤーはファームでも1試合の登板にとどまると、その後も度重なる故障、リハビリで登板機会が得られないシーズンが続いた。

 

 2021年は18試合の登板で防御率2.16と存在感を発揮したが、翌2022年は5試合の登板にとどまった。

 

 同年オフにFA移籍した近藤健介の人的補償として日本ハムへ移籍すると、クローザーに抜擢。2023年は47試合登板で2勝3敗、8ホールド、25セーブ、防御率3.50と大躍進を果たした。

 

 さらに昨季は53試合とさらに登板数を伸ばし、4勝4敗、12ホールド、20セーブ、防御率2.17という好成績を記録。

 

 今季も守護神としてブルペンを支え、ここまで防御率1点台をマーク。パ・リーグ首位と好調なチームの原動力となっている。

辰己涼介

・投打:右投左打

・身長/体重:180cm/74kg

・生年月日:1996年12月27日

・経歴:社高 - 立命館大

・ドラフト:2018年ドラフト1位

 

 昨季は最多安打のタイトルを獲得した辰己涼介。根尾昂を抽選で外した読売ジャイアンツからも指名を受けた。

 

 立命館大学時代に大学日本代表として活躍し、2018年ドラフトで4球団の競合の末に、東北楽天ゴールデンイーグルスへ入団。

 

 

 プロ1年目から124試合に出場すると、俊足と強肩を活かした外野守備でチームに貢献し、外野手のレギュラーに定着。

 

 2021年には130試合に出場し、自身初の規定打席に到達。打率.225と苦しんだが、外野手部門のゴールデングラブ賞を受賞した。

 

 球界随一の守備力を誇る一方で、打撃面で課題を抱えていたが、昨季は全143試合に出場し、打率.294、7本塁打、58打点、20盗塁の好成績を収め、バッティングでも躍動。

 

 同年は158安打を放ち最多安打のタイトル、4年連続4度目となる外野手部門のゴールデングラブ賞を獲得した。

 

 今季は開幕から調子が上がらず、二軍降格を経験したが、再昇格後は華麗な外野守備でチームの窮地を救うなど、攻守で欠かせない存在になっている。

隅田知一郎

・投打:左投左打

・身長/体重:177cm/81kg

・生年月日:1999年8月20日

・経歴:波佐見高 - 西日本工大

・ドラフト:2021年ドラフト1位

 

 今季は今井達也と共にエース級の働きを見せている隅田知一郎。ドラフト前の評判通りに実力を発揮している。

 

 西日本工業大では「大学No.1投手」として注目を集める中、読売ジャイアンツを含めた4球団から1位指名を受け、抽選の末に埼玉西武ライオンズに入団。

 

 

 ルーキーイヤーから先発ローテーションの一角として起用され、3月26日のオリックス戦では7回無失点の好投でプロ初勝利を記録。

 

 しかし、その後は勝ち星がつかず、まさかの10連敗。同年は16試合(14先発)に登板し、1勝10敗、防御率3.75の成績に終わった。

 

 それでも、翌2023年には年間を通じて先発ローテーションを守り抜き、22試合の登板で9勝10敗、防御率3.44を記録。

 

 昨季も引き続きローテーションを守り、26試合の先発登板で9勝10敗、防御率2.76と2年連続で安定した成績をマークした。

 

 今季も開幕から好投を続けており、4月だけで4勝をマーク。チームもまだまだ上位を狙える位置にいるだけに、更なる飛躍が期待される。

 

 

【了】