アイドルグループ・Snow Manの佐久間大介とお笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀が出演する日本テレビ系バラエティ番組『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』(毎週土曜23:30~)が、19日に放送された。
世界中のあらゆる“推し”の魅力を学ぶ同番組。今回は、東京夏の風物詩「隅田川花火大会」を深堀りした。
東京都で開催される隅田川花火大会は、毎年全国各地から約100万人が訪れ、昨年の経済効果は1日で180億円を超えたという。
いままで一度も隅田川花火大会を訪れたことがないという2人。「なんでかっていうと、バナナマンは夏に絶対コントライブをやってて」「言ったらもうライバルだよ、隅田川の花火大会は」と語る日村に、「競合!?」と思わず笑う佐久間。
推しの魅力を教えてくれるキャラクター“おしつじさん”は、毎年生中継される花火大会の番組にも出演してきた東MAXこと東貴博たちが担当。東は1978年の第1回大会から毎年欠かさず地元で見ているそうで、推し歴48年だという。
隅田川花火大会は、「全国の花火大会人気ランキング」と「行ってみたい日本の花火大会ランキング」で軒並み1位を獲得しているほど人気。「100万人来るんですか!?」と来場者数の多さに佐久間は驚がくした。
しかし、「日本三大花火大会」にはランクインしていない。さらに、「花火の打ち上げ数ランキング」でも隅田川花火大会は全国第5位と、トップ3入りを逃している。日村は「なんで入らないんだろう?」と疑問を語る。
推しポイント(1)【現在まで続く日本最古の花火大会】
日本一人気の理由は、隅田川花火大会の歴史にあるという。現在の形式での開催は1978年からだが、歴史をたどると8代将軍・徳川吉宗の江戸時代から始まった日本最古の花火大会だという。
「たまや~!」「かぎや~!」といえば、花火を見るときの定番の掛け声。実はこれ、かつて「玉屋」と「鍵屋」という大人気の花火師がいて、観客が「玉屋!」「鍵屋!」と名前を呼んで応援していた名残なのだそうだ。2人は「だからなんだ!」と納得した様子を見せる。
もともとは「鍵屋」から分かれたのが「玉屋」だったと語る東。この事実に「え、嘘! 俺、絶対逆だと思ってた!」と驚く日村。さらに東からは「技術的にも玉屋の方が高かったという話もあるんだよね」と興味深い情報も。「おもしれー! そこ知れたのは大きいな」と、佐久間も大興奮の様子だった。
推しポイント(2)【花火師たちが技術を競う理由】
隅田川花火大会では、江戸時代から続く“技術を競い合う歴史”が今もなお続いているそう。東は「国内トップクラスの花火師たちの技術の結晶、最先端の“オリジナル新作花火”が見られる」と力説する。
隅田川花火大会には第一会場と第二会場があり、そのうち第一会場では国内の花火大会で優秀な成績をおさめた花火業者、約10社が集結。“花火コンクール”として優勝を目指し、毎年ハイレベルな技術を競い合っているそうだ。
そして2人は過去の隅田川花火大会の作品を鑑賞。「これはやばい!」「本当にきれい」と技術の高さに驚き、「うわー!」と画面を注視し目を輝かせる。
推しポイント(3)【隅田川花火大会最大の人気の秘訣とは?】
隅田川花火大会が人気を博す最大の理由は、都会のど真ん中で打ち上がるため、スカイツリーやビルの夜景に花火が舞うという、幻想的なコントラストの美しさが堪能できること。。
大都会と花火を一緒に堪能できるロケーションに、「いいね、俺も好きだな」と共感する日村。「他じゃ(見られ)ないな」と佐久間も納得の様子だ。
番組ではタダで隅田川花火大会が見られる穴場スポットも紹介。 「(これ紹介して)いいの?」と日村。「え! 言っちゃダメだよ、マジで」と佐久間。隅田川花火大会の魅力にハマッた2人は、あまりにも有益な情報に慌てていた。
TVerでは、地上波未公開シーンを含む特別版が配信されている。
【編集部MEMO】
『サクサクヒムヒム』では特番時代から、「おぱんちゅうさぎ」「ストリートファイター6」「和山やま」「麻辣湯」「マネスキン」「パンどろぼう」「アオアシ」「ラーメン二郎」「サモエド」「平成女児ブーム」「シルバニアファミリー」「リロ&スティッチ」「BE@RBRICK(ベアブリック)」「韓国コンビニ」「小田切ヒロ」「Naokiman」「マインクラフト」を深堀りしている。
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