女優の今田美桜が主演を務める連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)の第80回が18日に放送され、阿部サダヲ演じるヤムおんちゃんこと草吉が再登場した(※以下、ネタバレあり)。
112作目の朝ドラとなる『あんぱん』は、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さん夫婦をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描く愛と勇気の物語。小松暢さんがモデルのヒロイン・朝田のぶ役を今田美桜、やなせたかしさんがモデルの柳井嵩を北村匠海が演じ、脚本は中園ミホ氏が手掛けている。
釜次(吉田鋼太郎)の葬儀が営まれる中、6年ぶりに姿を現した草吉(阿部サダヲ)。「じいさんいるかい!?」と登場するも、釜次が亡くなったことがわかると「じいさん…ひでえじゃねえかよ」と悲しむ。
その後、メイコ(原菜乃華)と蘭子(河合優実)が「もういっぺん、ヤムおんちゃんのあんぱん食べたいなあ」「あのほかほかのあんぱん」とおねだりし、のぶ(今田美桜)も食べたそうに見つめると、「そんな目で見るな食いしん坊三姉妹」と草吉。羽多子(江口のりこ)も「ヤムさんのあんぱんお義父さんにお供えしたいがです」と真剣にお願いするが、草吉は「酒種もねえ。旅の途中でダメになっちまった。諦めてくれ」と返す。
翌朝、姿を消した草吉だったが、実は材料を探しに出かけていたようで、嵩(北村匠海)も現れたところであんぱんが完成。「酒種も材料も違うから味は保証できん」「でも窯は本物だ。釜じいが作った窯で焼いた釜じいあんぱんだ!」と説明し、のぶらは「おいしい!」「ほかほかや」などと幸せそうな笑顔を見せた。
SNSでは、草吉の再登場に「ヤムおんちゃんお帰り!」「ヤムおんちゃんキター」「ヤムおんちゃんやっぱり最高だわ」「ヤムさんがいるだけでドラマが明るくなるな」「戻ってきてくれて嬉しい!!!」「ドラマが急に明るくなったような気がする」などと喜びの声が上がっている。
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